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46年続いた老舗居酒屋、二代目が「平塚で1番カウンターの長い店」にリニューアル。囲炉裏と日本酒ペアリング、伝統と革新の「平塚くるまや」が話題

2025年4月6日、神奈川・平塚の「平塚くるまや」がリニューアルオープンした。1980年、谷田 仁氏が「季節料理くるまや」として創業した同店だが、息子の谷田一弘氏が店を受け継ぎ、時代に合わせた新しい姿へと進化させた。谷田氏はふぐ割烹、イタリアン、大衆居酒屋、スペインバルと多岐にわたるジャンルで研鑽を積んできた。「くるまや」の良さを残しつつ、全長12メートルのロングカウンターを舞台に、日本酒ペアリングを軸に和食にとらわれないジャンルレスな料理を取り揃え、谷田氏なりの表現で平塚に新しい風を吹き込む店づくりを実践する。


サッカー選手を諦め、ふぐ割烹、イタリアン、居酒屋、スペイン料理…多様な経験を積む

「平塚くるまや」の二代目、谷田一弘氏は1983年生まれ。父の仁氏が「季節料理くるまや」を創業したのは1980年だ。生まれたときから父の店を見て育ち、谷田氏は「家よりも店にいる方が楽しかった」と子ども時代を振り返る。サッカー選手を目指して高校では全国大会に出場するほどだったが、体を壊したことでその道を断念した。

そこで、もう一つの夢であった料理人の道へ進むことにする。最初の修行先は、横浜・関内にあるふぐ割烹の「山田屋」。ここで6年間、朝から晩まで厳しい環境に身を置いた。次はイタリアンの世界へ。江ノ島の「イル キャンティ ビーチェ」で2年間。海の見える開放的なキッチンで、海外含め多様なお客が来店する同店では、例えば「生魚が食べられない」といった人にも柔軟に対応するスタンスを学んだという。

その後、「高級店だけでなく大衆店まで幅広い価格帯の店を経験したい」と考え、平塚の居酒屋で店長を務める。ここは一転、食べ飲み放題が売りの大衆居酒屋。谷田氏はお客の名前、職業や好みなどをメモに残し、次に来店した際には名前で呼びかけることを徹底。その積み重ねが結果につながり、もともと300万円だった月商は、3か月後には400万円台へ、同年末には750万円台まで伸長した。

さらに、当時まだ日本では珍しかったスペイン料理に興味を持ち、茅ケ崎のスペインバルの「エル マンボ」へ。本場スペインにも研修に赴き、料理だけでなく、ワインとのペアリングの奥深さを学んだことが、後の「くるまや」につながっていく。

スタイリッシュなのれんが目を引く外観。小窓からは囲炉裏焼きの様子がのぞく

店舗データ

店名 平塚くるまや
住所 神奈川県平塚市錦町1-17

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アクセス 平塚駅から徒歩5分
電話 090-2360-1980
営業時間 17:00~23:00、日曜は~22:00
定休日
坪数客数 20坪 18席
客単価 5500~6500円
オープン日 1980年1月20日(リニューアルは2025年4月6日)
関連リンク 平塚くるまや(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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