日本酒をワイングラスで出すスタイルに衝撃、平塚でいち早く実践
谷田氏が30歳になった2013年、家業の「くるまや」に戻る。父・仁氏とともに店に立つことになった谷田氏は、「料理は任せるので、日本酒を担当したい」と仁氏に申し出る。
日本酒担当になった谷田氏は「エル マンボ」で学んだペアリングの考え方を導入した。父の代から日本酒の品揃えは地域でも随一だったが、お客がそれぞれ好きなものを飲むスタイルだった。そこに「料理に合わせて酒を楽しんでもらう」という新しい価値を提案したのだ。
さらに谷田氏は、当時「GEM by moto」に立っていた千葉麻里絵氏(現「EUREKA!」店主)が行っていた、日本酒をワイングラスで提供することや、四号瓶のみを扱うスタイルに衝撃を受け、それを自店で取り入れた。これは「平塚では先進的な試みだったのでは」と振り返る。これが客層を広げるきっかけとなった。
そして転機が訪れる。2024年の台風で築55年を超えていた店舗が雨漏りをしたのを機に、建て替えと店のリニューアルを敢行した。

リニューアル前、父・仁氏が切り盛りしていた時代の「くるまや」と、かつての仁氏
店舗データ
| 店名 | 平塚くるまや |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県平塚市錦町1-17 |
| アクセス | 平塚駅から徒歩5分 |
| 電話 | 090-2360-1980 |
| 営業時間 | 17:00~23:00、日曜は~22:00 |
| 定休日 | 木 |
| 坪数客数 | 20坪 18席 |
| 客単価 | 5500~6500円 |
| オープン日 | 1980年1月20日(リニューアルは2025年4月6日) |
| 関連リンク | 平塚くるまや(Instagram) |

















