渋谷に「タートル」がオープン。千歳烏山「我ー喰う」と「酒場アカボシ」に続く3店舗目、エイジアキッチンでの修業時代に親しんだ渋谷に念願叶って進出！

テラスが使える夏までに軌道に乗せたい。人ありきで「酒場アカボシ」業態の展開も視野に

「夏までには軌道に乗せたい」と久我氏。「今回、空間はスケルトンからかなり作り込みました。特にお気に入りは入口付近のスペース。温かくなったら入口を全開にしてテラスのような雰囲気で、たくさんの人が楽しんでいる絵をつくりたい。その季節までに繁盛させられれば」と意気込む。

会社の現状については、「『酒場アカボシ』は地域のお客様に恵まれ、曜日の波もなく安定した売上をキープしています。一方、『我―喰う』は魚介がメインなのですが、昨今、魚介は特に値上がりが激しいのが辛いですね。千歳烏山という地域柄、値上げもしづらい。利益率の見直しが目下の課題です」と話す。今後については、“あくまで人ありき”で、「酒場アカボシ」をベースにした業態を、下北沢や三軒茶屋など、渋谷と千歳烏山の間のエリアで展開できれば、とのことだ。

右から3番目が代表の久我耕輔氏。料理の監修をした「銀座 鼓門」の浅倉鼓太郎氏氏（久我氏の後ろ）と、スタッフの皆さん

（取材＝大関　まなみ）

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