渋谷に「タートル」がオープン。千歳烏山「我ー喰う」と「酒場アカボシ」に続く3店舗目、エイジアキッチンでの修業時代に親しんだ渋谷に念願叶って進出！

料理は「銀座 鼓門」の浅倉鼓太郎氏が監修。「酒場アカボシ」をベースにブラッシュアップ

料理は「酒場アカボシ」のメニューをベースにブラッシュアップ。以前から料理のアドバイザーを依頼していた「銀座 鼓門」の浅倉鼓太郎氏が監修する。人気日本料理店の職人技術をスタッフに学ばせることで、調理レベルの底上げを図る狙いだ。

お通し（400円）は、高級店でよく使われている和歌山・磯ノ浦で七代続く「山利」のしらすを提供。ピーマンにラム肉のユッケをのせてチンジャオロースを表現した「lamb-生青椒肉絲」（1200円/税抜、以下同）や、ネギソースでほんのり緑色をまとった春雨にたっぷりのカラスミをかけた「karasumi-唐墨春雨」（1200円）など、定番にひとひねり加えたつまみが揃う。「焼きポテトサラダ」（600円）、「まるい鶏の唐揚げ」（600円）など「酒場アカボシ」の人気メニューから抜粋したものも多い。「エビチリ」「黒酢豚」（各1200円）といった中華も交え、メニューの幅を広げている。

料理は1品400～800円をボリュームゾーンに置きながら、一部、1200円の品も目立つ。「石焼フカヒレおこげ」（2500円）など高級食材を使った品も用意する。あえて大人も楽しめる高単価商品を交えることで、若者が多い渋谷において店内が20代の若い層ばかりになるのを防ぎたい狙いだ。

ドリンクは焼酎のソーダ割がイチオシだ。1杯550円～で芋を中心に13品。芋は麹の種類ごとに「白芋」「紅芋」「オレンジ芋」と色で独自にカテゴリ分けしてメニュー表に記載している。ここでもテーマの“色”を表現している。それ以外にもハイボールやサワー、お茶割りが各種480円～、「生ビール（ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール）」（600円）、日本酒はグラス650円～、グラスワイン各種550円～など幅広く揃う。

「lamb-生青椒肉絲」（手前）と「karasumi-唐墨春雨」（奥）

ポテトサラダにチーズをのせて焼き上げた「焼きポテトサラダ」

店舗データ