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三軒茶屋に「帝國」がオープン。ビル6階の隠れ家立地、深夜3時まで営業する中華酒場。将来の多店舗化、事業の多角化を見据えた31歳戦略家オーナー、独立1店舗目

5月1日、三軒茶屋に「帝國」がオープンした。運営はdreal mate(東京都渋谷区)、代表・丹羽倖平氏の独立店となる。丹羽氏は渋谷の居酒屋「高丸電氣」や、飲食店FCを展開する企業で経験を積んできた人物。三軒茶屋の喧騒から離れたビル6階のシックな空間で、中華料理を提供するカウンター酒場だ。早い時間帯の一次会・二次会利用はもちろん、深夜3時まで営業し、夜遅くの食事ニーズまで取り込み「大人の隠れ家」を目指す。さらに丹羽氏の視線は同店にとどまらず、すでに将来の多店舗展開や事業の多角化も見据える。その戦略にも注目だ。


美容師から飲食へ転身、全国から視察が来る話題店「高丸電氣」へ

丹羽倖平氏は現在31歳。地元・愛媛の高校を卒業後、美容専門学校を経て21歳で上京。美容師としてキャリアを積んでいたが、26歳の時、飲食業界へ転身した。

「技術職を極めるより、人と関わる仕事がしたかった」と丹羽氏。「美容師の見習いアシスタントの時は、いろいろなお客様と話せて楽しかった。ですが、スタイリストに昇格して決まったお客様を担当するようになると、自分と似たタイプの方がつくようになるので、関わる人の幅が狭まっていく気がして」。その点、飲食店は多種多様なお客が混在し、その「振れ幅の広さ」に面白さを見出したという。

飲食未経験で飛び込んだのは、渋谷の居酒屋「高丸電氣」(現在は「牛もつ・牛にく・酒バンライ」へリニューアル)。同店の代表・高丸聖次氏のインタビュー記事を読み、年功序列ではなく結果主義であることや、未経験からの若手スタッフが多いことなど、ベンチャー的な社風に惹かれて2021年1月に入社した。

入社から3ヶ月後、丹羽氏は鉄板焼きのポジションを任される。当時、「高丸電氣」は斬新な店づくりで注目を集めており、都内はもちろん全国から多くの同業者が視察に訪れる話題店だった。お客の目の前で鉄板焼きをする新人の丹羽氏に、同業者からは様々な質問が浴びせられた。プレッシャーがかかる場面に最初は戸惑ったものの、それに対し高丸氏からは「胸を張って、それっぽく話せばなんとかなるよ」というアドバイスが。これが丹羽氏の成長のきっかけになった。「虚勢でも先に自信満々に振る舞っておいて、後からそれに見合う実力を付ければいいんだ。偉そうなことを言った分だけ努力しなくちゃならないけど、いい意味で自分を追い込む理由になりました」と話す。

同業者にも自信を持って接客する一方、努力も重ねた。特に、毎日変わるお通し三種類は、丹羽氏が素材選びから調理、原価計算まで手掛けた。ここで商品開発のクリエイティブや経営感覚を身に着け、その後、入社から1年後には店長へと昇進した。

「帝國」は三軒茶屋の世田谷通り沿いの飲食ビルの6階にオープン。「帝國」という店名は「一度聞いたら忘れられないインパクトがあるから」と命名

店舗データ

店名 帝國
住所 東京都世田谷区太子堂4-5-1 COCO SPACE三軒茶屋 6F

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アクセス 三軒茶屋駅パティオ口から徒歩4分
電話 03-6453-2148
営業時間 18:00~03:00 (LO料理26:00、ドリンク26:30)
定休日 無休
坪数客数 8.5坪 16席(カウンター6席、テーブル4席、立ち飲み6名)
客単価 6000〜7000円
運営会社 株式会社dreal mate
オープン日 2026年5月1日
関連リンク 帝國(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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