サウナも楽しめる新感覚居酒屋「恵比寿サウナー」がオープン。飲食×他業種のコラボで経営の幅を広げる！コロナからの挽回準備は“ととのった”！？

引き続き飲食以外の業種にもチャレンジ。アパレルやアウトドアにも注目

居酒屋がオープンして約１か月、サウナは半月ほど。居酒屋は毎日１回転する順調な滑り出しだ。サウナは大きく告知はせずにスロースタートとし、今後、予約システムが整ったら本格始動の予定。狙い通り、サウナの利用客、特にグループ客はほとんどが居酒屋に流れるという。居酒屋の単体利用も多い。「コロナで夜に飲みに行くという習慣が薄れてしまっている状況があり、夜はもちろんですが、今後は昼飲み利用も積極的に獲得していきたい。大通り沿いで人目に付く場所なので、昼から店を開け続けて『昼飲みもできる店』と印象付けられれば」と阿部氏。

初のサウナ経営について、高橋氏は「利益率などわからないことだらけ。実際に運営しながら試行錯誤したい。サウナ好きはこだわりの強い人も多い。それにこたえられるよう、一つ一つ、僕らもこだわりながらサウナを作っていきたい」と意気込む。

今後も、飲食以外の業種を展開していきたい考えだ。店舗と同時に「恵比寿サウナー」に付随したアパレルブランドも同時に立ち上げ、Ｔシャツやステッカー、サウナハットなどを製作。これらを店舗やウェブで販売し、収益の柱を広げていく考え。「サウナ×居酒屋のほかに、アウトドア×居酒屋にも挑戦してみたい。キャンプ場を買い取り、僕らの居酒屋ノウハウを生かした『美味しい居酒屋料理が楽しめるキャンプ』なんかもいいですね。飲食だけでなく、幅広い業種にチャレンジし、強い経営体制を築いていきたいです」と高橋氏は話す。

写真左から151-A-RC代表の高橋 賢氏、ソバトゥーユー代表の阿部 智氏。２人が着用しているのは、同店オリジナルのアパレルブランドのＴシャル。サウナとアパレルの親和性は高く、今後アパレルも収益の柱にしていきたいという

（取材＝大関　まなみ）

店舗データ