本当にやりたいことを自問し「人と話すことが好き」と飲食へ
佐野商店は、2018年、赤羽に「炭火晩酌屋はればれ」で創業したのを皮切りに、2024年には「藁と餡 COHARU」を、そして今回の「スタンドミハラシマート」をオープンした。「炭火晩酌屋はればれ」は坪月商が最高で45万円、「藁と餡 COHARU」は54万円と好業績を収めており、赤羽の繁盛店グループとして頭角を現している。
そんな同社で代表を務める佐野雄太氏は、現在42歳。飲食業界に足を踏み入れたのは25歳の時だ。「幼い頃から『自分はできる人間だ』という根拠のない自信があった」と話すが、高校卒業後、しばらくは仕事を転々としてきた。やがて営業職の仕事に就いたものの「本当にやりたいこと」を自問。「人と話すことが好き、接客がやりたい」と、飲食業界へ飛び込んだ。
そこで浅草橋の焼鳥店に入る。昼は運送会社で働くかたわら、夜はその店でダブルワークをこなした。「早ければ中学卒業から飲食業に入る人もいる中で、25歳からの遅いスタートだった」と佐野氏は振り返る。遅れを取り戻そうとがむしゃらに働き、飲食の楽しさにのめり込んでいったという。
その後、東十条の焼鳥店へ移り、ここでは焼きの技術を習得。その後、不動産会社が母体の飲食企業、タウンダイニング(東京都千代田区)に入る。ここで佐野氏はアルバイトから1年で店長に昇進し、短期間で社長の右腕と目されるポジションまで上り詰めた。全店舗の売上をアップさせるなど実績を上げたが、一方で、現場から離れる時間が増えるにつれ、物足りなさを感じるようになる。

コンビニのようなロゴのネオンをかたどった「スタンドミハラシマート」。通りには多くの飲食店が並ぶが、多くの人で賑わい、ひときわ異彩を放つ
店舗データ
| 店名 | スタンドミハラシマート |
|---|---|
| 住所 | 東京都北区赤羽1-66-4 豊田ビル1F |
| アクセス | 赤羽駅から徒歩5分 |
| 電話 | 03-5939-7566 |
| 営業時間 | 平日・祝前日17:00~24:00(LO料理23:00 ドリンク23:30)、土日祝は15:00~ |
| 定休日 | 水 |
| 坪数客数 | 10坪 30席 |
| 客単価 | 2600円 |
| 運営会社 | 株式会社佐野商店 |
| オープン日 | 2026年5月22日 |
| 関連リンク | スタンドミハラシマート(Instagram) |

















