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大井町に「CHA(チャ)」がオープン。「固定概念を崩す」お茶割り×ビストロを提案する5坪の立ち飲み、人が交わる“社交場”目指し、現在は月商300万円に

2023年12月22日、大井町に「CHA」がオープンした。運営はSOKS(東京都品川区)。共同代表の小野寺健太氏と崎山高継氏は、ともに飲食業でキャリアを積んできた。2人とも自ら店を運営していたこともあったがフリーになったタイミングが重なり、2人で同店を立ち上げた。「固定概念を取り払い、食の自由な選択肢を提案したい」とお茶割りとフレンチやイタリアンなどの組み合わせを打ち出す立ち飲みだ。目指すのは人が交わる“社交場”。ハイクオリティながらもリーズナブルな料理やドリンクに、2人が作り出すアットホームな雰囲気が多くの人を引き寄せ、5坪で月商300万円を売る繁盛ぶりを見せている。


飲食経験豊富な2人が互いにタイミングが合致し、店をオープン

大井町駅から南に徒歩5分。様々な商店が並ぶ三ツ又商店街沿いに「CHA」はオープンした。運営のSOKSは、現場に立つ小野寺健太氏と崎山高継氏、さらに裏方で経営をサポートする曽雌定之氏の3人が立ち上げた。小野寺氏と崎山氏は、どちらも飲食で長らくキャリアを積んできた人物だ。

小野寺氏は学生の頃から「自分でビジネスがしたい」という思いを持ち、大学では経営を学ぶ。飲食業での独立を志し、卒業後は渋谷の「PATINASTELLA」でフレンチの料理人として基礎を学んだ。その後も様々な飲食店を渡り歩き、2019年、自らの会社を立ち上げ表参道にイタリアンのレストランをオープン。続いて西麻布にはフレンチのレストランをオープンした。西麻布のレストランではコースのみを提供し、ミシュラン獲得を目標にしていたという。3年半後、紆余曲折あり会社を手放すことになり、その後はフリーの飲食コンサルタントとして国内外で活躍していた。

一方の崎山氏も自ら居酒屋を数店舗展開しており、崎山氏の会社にコンサルとして小野寺氏が関わったことで知り合う。やがて2人は意気投合し、プライベートでも飲みに行く仲に。その後、崎山氏も経営から離れることになり、お互いのタイミングが重なったことから、ともに店を立ち上げることになった。

以前は宝くじ売り場や宝石店、不動産屋など、テナントがコロコロ変わっていたという物件。アーチ状の窓が印象的な外観。店のすぐ向かいには商店街のシンボル「三ツ又地蔵尊」がある

店舗データ

店名 CHA(チャ)
住所 東京都品川区大井4-1-1 増田ビル 1F

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アクセス 大井町駅から徒歩5分
電話 050-5475-2656
営業時間 18:00~23:30
定休日 不定休
坪数客数 5坪約25人
客単価 3500円
運営会社 株式会社SOKS
オープン日 2023年12月22日
関連リンク CHA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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