西新宿に「めしやヒロキ倶楽部」がオープン。20代に人気の「酒場つむぎ堂 新宿店」に次ぐ2店舗目のコンセプトは“20～30代が初めて行く小料理屋”

次なる目標は、「酒場つむぎ堂」の店舗展開

今後は「酒場つむぎ堂」を看板ブランドとして店舗展開し、LINK STYLEといえば「酒場つむぎ堂」と認知されるようになりたいという馬淵氏。「ありがたいことに『酒場つむぎ堂』は、開店から1年経った現在も順調に売り上げを維持していますが、これは新宿というパワーがある街だからこそだと思っています。次の目標は、渋谷と恵比寿でも『酒場つむぎ堂』ブランドで同じ売上を上げること。各店舗で名物メニューや、内装を変えたり、我々の強みであるマーケティングを活かせば、街のニーズに合わせた店作りができると思っています。そのためにも、まずは同じ思いを共有できる人材を集めたいですね」。

一方で、「個人的な夢としては、入社した当初から高級焼き鳥業態をやりたいという思いがありました。それから、恵比寿で朝5時まで営業している町中華酒場もいいなとか…やってみたいことはたくさんあります」と村野氏。

確かな戦略に、上質なサービスと料理でこれまでに出店したすべての店舗を繁盛店に導いてきたLINK STYLE。これからの展開にも注目したい。

写真左から、店長の片岡京志朗氏、営業本部長の村野寛騎氏、代表取締役の馬淵和也氏。床屋だった頃の屋号「中山倶楽部」の“倶楽部”と村野氏の名前をかけ合わせ「めしやヒロキ倶楽部」と名付けた

（取材＝河西みのり）

店舗データ