「初場所」でヒットの吉利氏&加藤氏タッグ第二弾は、イタリアン食堂
学芸大学「鳩乃湯」や代々木「わたるがビュン」を運営する近藤商会代表の吉利雄太氏と、中野「雛家」、江古田「とろわる」を運営するRhythm Place代表の加藤 亮氏。人気酒場を手掛ける二人がタッグを組み、2021年7月に開業した中目黒「初場所」は、瞬く間に繁盛店に。飲食トレンドが目まぐるしく変わる昨今で、あえて居酒屋の普遍的な価値を突き詰めた店づくりが受け、一般客に加えて、噂を聞きつけた同業者もこぞって視察に訪れている話題店だ。
そんな二人が次に仕掛けるのがイタリアン食堂「capovoro」だ。渋谷駅から徒歩5分ほどの雑居ビルの空中階で、詳細の住所は非公開。開業に際し行ったクラウドファンディングで会員権を得た人など、限られたお客のみが利用ができる、紹介制かつ完全予約制の店だ。
もともとは近藤商会が池袋で運営するイタリアン居酒屋「ハトノーユ」が、物件の取り壊しで立ち退きとなったことから、そのリソースを移すために店づくりが始まった。「ハトノーユ」は単価4000円ほどでイタリアンが気軽に楽しめる居酒屋であるのに対し、今回、イタリアンという軸はそのままではあるが店名や単価、スタイルは大幅に変更している。その意図について、吉利氏はこう話す。「SNSが普及した昨今、時折、お店が『安くコスパ良く飲める店』と紹介され、1000~2000円の単価で利用するお客様が増えてしまったり、一方で『デートにぴったり』のような言い方もされたりして、実際にはガヤガヤした居酒屋なので、それもちょっと違う……となったり。来てほしいお客様と実際の客層の乖離に悩んでいました。そこでいっそ、新しいことにチャレンジしようと考えました」。
店舗データ
店名 | capovoro(カポボロ) |
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住所 | 非公開 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩5分 |
営業時間 | 16:00〜23:00 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 17坪16席 |
客単価 | 1万1000円 |
運営会社 | 有限会社近藤商会 |
オープン日 | 2023年4月10日 |
関連リンク | 初場所(記事) |
関連リンク | capovoro(Instagram) |