DREAM ONやカームデザインを経て独立、“新宿の下町”こと東新宿でドミナント展開中の気鋭のオーナー、「炭火イタリアンIMP（インプ）」をオープン

DREAM ONでは居酒屋甲子園の優勝も経験。カームデザインでは会社の拡大期を支える

「炭火イタリアンIMP」は東新宿駅から徒歩２分、新大久保駅からも徒歩圏内。職安通り沿い、昭和の面影を残すあやしい雑居ビル２階にオープンした。こぢんまりとした店内は落ちついた大人の雰囲気だ。「東新宿になかった店」として、早速人気を博している。

運営会社LDWorksの代表の夏木拓郎氏は兵庫出身の現在33歳。25歳までは関西でフリーターとして過ごしていたが、DREAM ONが運営する名古屋の「納屋橋DRAEMON」（現在は閉店）に訪れた際、衝撃を受けたという。「それまでも飲食店で働いたことはありましたが、活気ある雰囲気や元気な接客に『こんな店、見たことない！』と驚き、すぐ働きたいと連絡をしました」と夏木氏は話す。その一週間後には面接をし、アルバイトとして入社。愛知へ移り住み、「納屋橋DRAEMON」で働いた。

1年後、退職し再び関西に戻ったものの、DREAM ONの代表の赤塚元気氏から「東京進出をするので一緒に立ち上げをやらないか」と誘いを受け、上京。DREAM ONに今回は社員として復帰し、「渋谷道玄坂 DRAEMON」（現在は閉店）の立ち上げから携わったほか、2013年の居酒屋甲子園に出場し、優勝も経験した。「元気さんのおかげで東京進出の立ち上げから居酒屋甲子園での檀上スピーチまで、たくさんの良い経験をさせてもらえました。」

その後、関西を拠点に飲食店と店舗デザインの事業を行うカームデザインへ入社。計6年在籍したが、その間は同社の直営店が3店舗の時から20店舗近くにまで成長した時期。会社の拡大期に、現場オペレーションや新店の立ち上げ、販促など幅広い業務に尽力した。
「この拡大期にアイデア豊富な金澤社長の元で成功も失敗も全力で経験させていただいたので、今の会社に直結しています」。

いかにもあやしげな雑居ビル２階にて営業。目的客メインの立地ゆえ、集客にはGoogleとSNSを積極的に活用している

店舗データ