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吉祥寺に「カイイレ」が開業。赤坂「まるしげ夢葉家」や吉祥寺「ハモ肉」に、酒蔵で日本酒造りも経験した店主、焼酎も日本酒も揃う、人・酒・食が混ざり合う場所

9月11日、吉祥寺に「カイイレ」がオープンした。オーナーの八木橋 政弥氏は、赤坂「まるしげ夢葉家」や吉祥寺「ハモ肉」といった飲食店での勤務に加え、栃木の日本酒蔵「辻善兵衛商店」で酒造りも経験した人物だ。独立店となる同店は、「人・酒・食が交わる空間」をコンセプトに、日本酒と焼酎を主役に据え、それに寄り添うアテが楽しめる酒場。一人でもふらりと立ち寄れて、酒や食を通じて知らない人同士も自然と混じり合うような店を目指す。今後は蔵元を招いたイベントの開催や、酒に合うジビエ料理の拡充を目標に掲げる。


小さな蔵で日本酒造りの一連の流れを経験

店名の「カイイレ」とは、日本酒造りの工程で、タンクの中のもろみを櫂(かい)と呼ばれる棒でかき混ぜる「櫂入れ」という作業に由来する。店主の八木橋氏は「蔵でこの櫂入れをしている最中、いつか自分の店を持つ時に使おう、と思いつきました」と話す。その店名の通り、コンセプトは「人、酒、食が交わる空間」。「かき混ぜるように、いろいろなものが混じり合う空間になれば」と語る。

八木橋氏の実家は用賀ですし店を営む。子どもの頃は飲食の道に進むつもりはなかったというが、高校生になり飲食店でアルバイトするうちにその魅力に惹き込まれていった。

高校卒業後、父の紹介で用賀の和食店「いちぼ」へ。アルバイトから社員へとステップアップする傍ら、赤坂の居酒屋「まるしげ夢葉家」でもダブルワークをこなし、腕を磨いた。

「いちぼ」で3、4年が経った頃、八木橋氏は日本酒への関心を強め、自ら酒造りを学びたいと考えるようになる。そこで「まるしげ夢葉家」の大将に紹介されたのが、栃木・真岡の日本酒蔵「辻善兵衛商店」だ。日本酒は冬に行われる「寒造り」の蔵。八木橋氏は、冬は栃木で酒造りに携わり、夏は東京に戻り「まるしげ夢葉家」で働くという「二毛作」の生活がスタートした。

「辻善兵衛商店」は、杜氏がほぼ一人で酒造りを行う小規模な蔵だった。そのため、酒造りのひと通りの工程に深く関わることができた。「大きな蔵では役割分担されていて、すべてを経験するのに何年もかかる。要の部分は杜氏の辻さんが担当したが、それ以外の作業はほぼすべて経験させてもらいました。2〜3年いて、そこまでやらせてくれる蔵は他にないでしょう」と八木橋氏は話す。

吉祥寺駅北口から徒歩2分だが、ビルの2階。看板が目印だ

店舗データ

店名 カイイレ
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-24-6 福助ビル 2F

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アクセス 吉祥寺駅から徒歩2分
営業時間 18:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 7坪12席+立ち飲み4~6名
客単価 3000~4000円
オープン日 2026年9月11日
関連リンク カイイレ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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