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表参道に「ブルー・ザ・スリー」が開業。「渋谷 半地下酒場」が坪月商75万円の大ヒットとなったアパレル出身コンビの今添笑店、今回は腕利きシェフを起用し中華エスニックに挑む

3月27日、表参道に「ブルー・ザ・スリー」がオープンした。渋谷の「半地下酒場」、千駄ヶ谷の「半駄ヶ谷」を手掛ける今添笑店(東京都墨田区)が運営。ともにアパレル業界出身の今井 洋氏と添田慎也氏のタッグによる最新店舗だ。今回は「銀座アスター本店」などで腕を振るってきた料理長、冨田新吾氏を起用し、中華エスニック業態に挑戦。気軽に飲める居酒屋や手ごろなランチが少ない表参道で、“ちょうどいい店”として早くも人気を集めている。


僕らは飲食のド素人――異業種の視点で作った酒場が空前の大ヒット!

「ブルー・ザ・スリー」があるのは表参道駅から徒歩2分。青山通りから1本入った路地裏にある3階建てビルで営業する。住所が“青”山“三”丁目だから「ブルー・ザ・スリー」だ。

運営の今添笑店は、今井 洋氏と添田慎也氏の共同経営。今井氏は服飾デザイナーを経て、外苑前の「うどん愛」を前オーナーから引き継ぐかたちで2016年に飲食店オーナーとしてデビュー。現在は渋谷にミュージックバー「ながさき」とうどん酒場「萬斎」も運営。添田氏は洋服のプリントや刺繍を行う工場を経営している。そんなアパレル出身の二人2021年6月、「渋谷 半地下酒場」をオープン。クラブやラブホテルが並ぶあやしげなエリアにある、元は駐車場だった半地下空間を改装し、トレンド感あふれるネオ酒場を作り出した。これが渋谷で遊ぶ20代を中心にヒットし、現在は24坪で月商1800万円。売上は右肩上がりで、月商2000万円も射程範囲内だという。次いで2022年3月には千駄ヶ谷に「半駄ヶ谷」もオープン。将来インドでお好み焼き店をやりたいと考えている今井氏がそのプロトタイプ的に作った店で、こちらも16坪で月商は500万円弱とまずまずの実績だ。

「僕らは飲食のド素人」と二人は言うが、異業種からの参入ゆえの新しい視点、アパレル的感性を生かした店作りは、業界から注目を集めている。そんな彼らが手掛ける飲食店の第三弾となる今回は“中華エスニック”がテーマだ。

大通りから1本入ると現れる建物。表参道らしく、グレーの外壁でスタイリッシュに仕上げている

店舗データ

店名 ブルー・ザ・スリー
住所 東京都港区南青山3-10-40

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アクセス 表参道駅から徒歩2分
電話 03-6434-9164
営業時間 【平日】ランチ11:30〜15:00、ディナー17:30〜23:00(フードLO22:15、ドリンクLO22:30)【土祝】12:00〜23:00
定休日 日曜
坪数客数 36坪65席
客単価 6000円
運営会社 合同会社今添笑店
オープン日 2023年3月27日
関連リンク 渋谷 半地下酒場(記事)
関連リンク 半駄ヶ谷(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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