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高円寺に「米のこじま」がオープン。「うまい白米」が合言葉のコジマ笑店、店内精米で羽釜炊きの米が主役、昼も夜も通用する定食業態で「酒場だけの企業からの脱却」目指す

3月31日、高円寺に「米のこじま」がオープンした。運営のコジマ笑店(東京都武蔵野市)は、「じぃま」「まるこ」など都内を中心に全国で繁盛酒場を手掛けるグループで、楽卒業生の小嶋崇嗣氏が代表だ。米問屋を父の実家のルーツに持つ小嶋氏が、店内で精米し羽釜で炊く米を使った多彩なメニューを用意。昼は「米と魚がうまい定食屋」、夜は「飲める定食屋」として営業する。これまで夜メインの酒場業態を展開してきた同社だが、昼にも売上を作れるブランドとして、多様な働き方の推進や、新たな店舗展開も睨む。


吉祥寺「じぃま」、渋谷「まるこ」など繁盛店を連発する楽卒業生・小嶋氏の新店

米の美味しさを訴求したハンバーグ専門店「挽肉と米」の大ヒットをはじめ、はしご酒が減ったコロナ禍の影響で〆のごはんものにこだわる居酒屋が増えるなど、昨今、“米”に注目が集まっている。そんな中、オープンした「米のこじま」も米を主役にした店だが、決してブームに飛び乗った店ではない。コジマ笑店代表の小嶋崇嗣氏の父方の実家は北海道・小樽で大正7年創業、105年続く米問屋。同社は何年も前から「うまい白米」を合言葉に、米には特別な思い入れを持って営業している。

同社の創業は2011年。13年にわたり楽コーポレーションで修業したのち吉祥寺に「呑・喰・燃 じぃま」をオープン。その後も高円寺「CRAZY×COENZYまんまじぃま」や渋谷「酒呑気まるこ」、浜松町「座魚場まるこ」など都内を中心に酒場を展開。加えて、青森「炉端酒場だぃつ」「おでん いし井」や沖縄「酒呑気まるこ 那覇」、高知「す」と地方にも出店しているが、各店があるのはそれぞれの店長を務めるの故郷。実力を蓄えたスタッフには、地元で活躍する場を用意する意味での出店も行う。

新規開業した高円寺駅高架下「マシタ」。他にも複数の飲食店か入るが、人通りの多い表通りに面した区画ではなく、やや暗い1本奥に引っ込んだ区画を選んだのは、「色気ある酒場づくり」を行ってきた小嶋氏らしい

店舗データ

店名 米のこじま
住所 東京都杉並区高円寺南3-70-2 高円寺マシタ

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アクセス 高円寺駅から徒歩1分
電話 03-3336-7771 ※当面の間、電話予約は17:00からのカウンター席とテーブル席(4〜6名利用)のみ受け付ける
営業時間 ランチ11:00〜14:00、ディナー17:00〜23:00
定休日 不定休
坪数客数 12坪23席+立ち飲み10人程度
客単価 ランチ1500円、ディナー2500円
運営会社 株式会社コジマ笑店
オープン日 2023年3月31日
関連リンク 座魚場まるこ(記事)
関連リンク 酒呑気まるこ(記事)
関連リンク まんまじぃま(記事)
関連ページ 米のこじま(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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