三軒茶屋に「三茶 貝介」がオープン！けむりグループのミドルアッパー業態、貝類を主力に、エビ、カニ、イカ、タコや魚卵を専門にした酒場でニッチなニーズを攻める！

多彩な貝類を、鮨屋クオリティの酒肴で提供！ドリンクはリーズナブルに

単価は6000円に設定。内装は白木を使ったカウンターをメインに、鮨店のような高級感ある佇まいに。「魚はやっぱり鮨屋が一番美味しい。鮨屋クオリティの貝料理を提供する、ちょっと粋で高級感ある店を目指しました」。店長に抜擢された荒井達也氏が「鮨かんてら」や「和食ごしき」で魚の扱いを学び、アイディアをメニューに昇華していった。

メニューは約50品。貝類に加えてイカ、タコ、カニ、魚卵などを使った酒肴が並び、豊洲市場で拾い買いした季節の貝類を使った品も多数交える。最初に供されるお通しは平貝の磯辺焼き。平貝をはさむ海苔には、店名のロゴが食べられる素材で印刷して写真映えを意識する。オススメは「貝介ミックス盛」（一人前2000円/税別、以下同）。赤貝、北寄貝、ミル貝、アワビ、甘海老など、その時々で旬の貝刺し７点ほどの盛り合わせ。貝刺しは単品（各種1180円）でも用意する。

ほかにもオススメは「蛤」（4個1000円）や「牡蠣」（5個1000円）で、「焼き」か「蒸し」で楽しめる。「とらふぐ焼白子」（1500円）、「さざえつぼ焼」「北寄貝生海苔焼」「あわび酒蒸し」（各1200円）などの焼き物や蒸し物、今が旬の「くり蟹」（一杯2000円）や「生牡蠣」（1個400円）も取材時は用意。「貝味噌きゅうり」（500円）、「姫サザエ旨煮」「貝のてっぱい」「あわびとつぶ貝の松漬け」（各800円）などの酒が進む肴も揃える。信楽焼の土鍋で炊き上げる「貝めし」（1膳500円）も人気だ。牡蠣や北寄貝など、使用する貝はその日ごとだが、炊きあがりの湯気や香りは注文を誘う。〆として、「貝汁」（300円）とセットでの注文をオススメしている。

ドリンクについては、「貝は歩留まりも多いのでどうしても仕入れ原価は高く、料理にも響いてしまう。その分、ドリンクはお手頃に提供したかった」と、リーズナブルな値段設定を意識。特筆すべきは“呑み介（のみすけ）セット”で、「烏龍割セット」（1000円）、「レモンサワーセット」（1400円）などの種類を用意し、約3杯分が楽しめるお得なセットだ。ビールは「キリンクラシックラガー」と「サッポロ赤星」の大瓶を用意し、なんと600円。日本酒もたっぷり230ccで各種700円。ほか、ハイボールやサワーなどは1杯600円～で、ソフトドリンク各種は200円だ。

加えて、貝類とナチュラルワインのペアリングも提案。白を中心に貝類に合うものをセレクトし、グラス680円～、ボトル3500円～で用意する。

写真の「貝介ミックス盛」や、「貝刺三転盛」（一人前1500円）の刺盛は一度に盛り合わせての提供ではなく、一品ずつ寿司ゲタにのせていくスタイルで粋な雰囲気を演出

11月～3月の冬季には「痛風鍋」（小2500円、大3980円）も用意。加熱しても縮みにくいという岩手・陸前高田産の牡蠣、白子、あん肝のプリン体豊富な素材をたっぷりのせた鍋。あん肝は出汁に溶かしながら食べ進め、味の変化を楽しむ

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