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三軒茶屋に「三茶 貝介」がオープン!けむりグループのミドルアッパー業態、貝類を主力に、エビ、カニ、イカ、タコや魚卵を専門にした酒場でニッチなニーズを攻める!

12月21日、三軒茶屋に「三茶 貝介(さんちゃ かいすけ)」がオープンした。運営は「炭火串焼 けむり」を主力に、鮨や和食のミドルアッパー業態も展開するけむり(東京都港区、代表取締役:小松大地氏)。多彩な貝類を主力に、エビやカニの甲殻類、イカやタコの軟体動物、イクラなどの魚卵に特化した酒場だ。白木を使った高級感ある雰囲気で鮨店クオリティの酒肴を提供する一方で、ドリンクの価格はリーズナブルに設定。狙うのは、万人受けではなく「貝を心ゆくまで楽しみたい」というニッチながらも根強いニーズだ。


焼鳥居酒屋のけむりグループ、近年は高級業態を積極展開

数多くの酒場が軒を連ねる三軒茶屋。同エリアの酒場カルチャーの震源地として知られる三角地帯のほど近くに「三茶 貝介」はオープンした。中央線沿線を中心に展開する「炭火串焼 けむり」で知られるけむりグループの新店舗だ。「三茶 貝介」の隣には系列の「和食ごしき」、その隣には「鮨かんてら」があり、けむりによる飲食店が3軒並ぶ格好となった。

代表の小松大地氏はグローバルダイニングに新卒入社。3か月後にアルバイトに降格される挫折を味わうも同社で働き続け、その後、焼鳥店「いやま 赤坂」へ。2008年、府中に「炭火串焼 けむり」(定期借家契約に伴い現在は閉店)をオープンして独立。以来、「けむり」業態を中心にFC含め展開してきた。「けむり」は山梨県産の「健味どり」を使った焼鳥をウリにした単価3500~4000円程度のカジュアルな居酒屋だが、一方で、安定したポートフォリオ構築のため単価7000円や2万円程度の価格帯の業態の展開にも注力している。こと近年では物価や人件費の高騰、コロナ禍による人々の嗜好の変化を鑑みて、より高価格帯業態への流れを強め、昨年11月には、単価8500円の焼鳥店「代々木 鳥松」をオープンしたばかりだ。

三角地帯近くのマンション1階部分に出店。縄のれんが情緒を醸す外観

店舗データ

店名 三茶 貝介
住所 東京都世田谷区三軒茶屋2-15-14 ABCビル 111

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アクセス 三軒茶屋駅から徒歩3分
電話 03-6453-4361
営業時間 16:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 無休
坪数客数 10坪17席
客単価 7000~8000円
運営会社 株式会社けむり
オープン日 2022年12月21日
関連リンク 代々木 鳥松(記事)
関連リンク 三茶 貝介(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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