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池袋に「東南アジア屋台 アガリコ食堂」が開業。BigBellyのアジアン新業態、日本ではまだ少ない、アジアの串焼き“サテー”を専門にした食堂酒場、職人不要のパッケージングでFC展開も視野に

1月9日、池袋に「東南アジア屋台 アガリコ食堂」がオープンした。池袋の繁盛店「オリエンタルビストロ アガリコ」などを展開してきたBigBellyによる、新たなアジアンの新業態だ。日本ではまだ珍しい、アジアの串焼き“サテー”を名物に、東南アジアのストリートフードを取り揃える食堂酒場。料理人不要で営業できる業態としてパッケージし、今後のFC展開も睨む。


20代や子連れを狙った低価格業態でアジアン入門編の位置づけ

BigBelly(東京都豊島区、代表取締役:大林芳彰氏)が、池袋駅から北西側の繁華街にあるビルの1階と地下1階部分でもともと「酒トうどん大福」として営業していた物件をリニューアル。1階を「東南アジア屋台 アガリコ食堂」として業態変更し、地下1階は最新の冷凍機材などを備えたセントラルキッチンに作り替えた。

そこから徒歩4分ほどの至近には、2011年にオープンした同社の創業店「オリエンタルビストロ アガリコ」がある。「オリエンタルビストロ アガリコ」が単価4000円、日本人に合わせたアジア料理を提供するビストロであるのに対し、「東南アジア屋台 アガリコ食堂」は、東南アジアのストリートフードを取り揃える食堂酒場に仕上げている。何よりは、1本80円から用意するアジアの串焼き“サテー”が名物。「サテーを専門にやっている店はまだ日本にほとんどない。元祖サテーの店として打ち出していけたら」と、代表の大林氏。そのほか、現地に忠実なアジアン料理を多数ラインナップ。ポーションを抑える代わりに一品ワンコイン以下の料理も多く揃え、少量多種が楽しめる設計で単価は2000円、20代30代の若い女性や子ども連れをメインターゲットに据えた。「同店は、いわばアジアンに馴染みのない若い人の入門編の店。その後、より本格的なアジアンを求めて『オリエンタルビストロ アガリコ』に流れてくれたら嬉しいですね」と大林氏は話す。

同店では複雑な調理工程や技術がいらないコックレスな業態に仕上げているのもポイントだ。仕込みの多くは地下のセントラルキッチンで行い、営業中はアルバイトでも回せるオペレーションを構築。同業態のFC展開を見据えている。

池袋駅西口側の繁華街に立地。気温が上がればテラス席も置き、アジアの屋台のようなにぎやかな雰囲気を演出する

アジアの屋台をイメージした店内。内装は今後もさらに作り込んでいくという

店舗データ

店名 東南アジア屋台 アガリコ食堂
住所 東京都豊島区池袋2-42-1

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アクセス 池袋駅から徒歩3分
電話 03-5962-0873
営業時間 11:00~23:30(フードLO22:45、ドリンクLO23:00)
定休日 無休
坪数客数 15坪40席
客単価 2000円
運営会社 株式会社BigBelly
オープン日 2023年1月9日
関連リンク 東南アジア屋台 アガリコ食堂(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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