他にはない業態をと辿り着いた“セルフタップ”というスタイル
ビールの街・恵比寿の駅チカに誕生したクラフトビールの量り売り専門店「TAP&TUMBLER」。こよなくビールを愛するオーナーの金井圭司氏は、2018年にビールの量り売りをいち早く導入し、業界内でも話題を集めた人物だ。創業店の「TAP&GROWLER」では炭酸対応のボトル「グラウラー」での量り売りを、2店舗目「TAP&CROWLER」ではグラウラーに加えて、アルミ缶に詰める「クラウラー」による量り売りを打ち出したが、今回は、お客が自分でサーバーからグラスに“好きなビールを好きなだけ”注いで楽しめる新業態だ。
3店舗目の出店に恵比寿という街を選んだ理由について、金井氏はこう語る。
「初めは飲み屋街が広がる中野で物件を探していたんですが、なかなかピンとくる物件が見つからなくて…。それに、中野はどちらかと言うと“せんべろ”の街であり、僕が想定している客単価とは合わないかもしれません。セルフタップという他にはない業態で店をやるんだったら、感度が高い人が多い街がいいだろうと思いました」。
“ビール版のインディーズレコード店”を自称する金井氏は、東京ではまだあまり知られていない魅力的なクラフトビールを紹介するのが自身の使命だと語る。常時15タップをラインナップするクラフトビールは、他の2店舗同様、特定のブルワリーや銘柄に固定せず、樽が空になれば新たなものに入れ替わる。入荷情報はInstagramを通じて常時発信。恵比寿を拠点とするビジネスマンや地元住民に加えて、3店舗を巡って飲み歩く常連客も多いことから、すべての店舗で異なる銘柄を集めているという。
店舗データ
店名 | TAP&TUMBLER(タップ アンド タンブラー) |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿4-6-1恵比寿MFビル1F |
アクセス | 恵比寿駅 東口から徒歩2分 |
電話 | 03-6456-3235 |
営業時間 | 15:00~24:00 |
定休日 | 年末年始 |
坪数客数 | 13坪約40名 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社ドミンゴ |
オープン日 | 2022年5月28日 |
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