恵比寿に「TAP＆TUMBLER」がオープン。「TAP＆GROWLER」「TAP＆CROWLER」に次ぐ3店舗目は注いだ分だけ料金を自動計算！“好きなビールを好きなだけ楽しめる”セルフタップ

ビールを通じて、コミュニティを作りたい

現在のところ、これ以上の店舗展開は考えていないというが、「クラフトビールを通じて生まれたコミュニティを大切にしたい」と金井氏。

また、近頃では、原料や製法にこだわって作られる高価格帯のクラフトビールが増えているといい、今後はそんな超高級ビールを好きな分だけ楽しむイベントなども企画したいという。「1杯2500円のビールとなると、さすがにお客様も売る側も躊躇してしまいますが、1ozから飲めるならとおもしろがってくださる方もいるかもしれません。そんな提供の仕方ができるのも、この業態ならではですよね」。

3つの店舗のコンセプトはすべて「男の隠れ家」。もちろん、女性客も大歓迎だ。仲のいい友人宅に遊びに行くような感覚で、ふらっと気軽に立ち寄ってもらえる店にしたいと話す。「何度か来るうちにここで飲み友達ができたり、ここに来れば誰かしら知り合いがいるからと何度も足を運んでくださる方がたくさんいます。初めて来る方にも、会社でも家でもない、“サード・プレイス”として自由にくつろいでもらえたら」。

オーナーの金井圭司氏。評判を聞きつけ、マイクロブルワリーが自社のビールを持ち込むことも多いという

（取材＝河西みのり）

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