初台で17年続いた「居酒屋だいぶつ」が代々木に移転オープン。牛すじ煮込みをメインに据えた遊び心あふれるメニューで新規顧客のハートを掴む

ゆっくり時間をかけて、この地に根付く店を育てたい

目標を尋ねると「まずはこの店を代々木に根付かせ、繁盛させること。コロナ禍の本当に大変だった時期に、文句ひとつ言わずに一緒に頑張ってくれたスタッフに還元したいんです」と小沼氏。

さらに、こうも語った。「20年以上前の話になりますが、（エイジアキッチンの代表）英司さんは、僕の目の前で『僕の夢は、南の島で店をやることだ』と言い、その夢を実現させました。本当にすごいなと思いますし、いまでも僕は、英司さんの背中を追いかけているんです。英司さんのように大きな目標は言えませんが、まずはこの店で結果を出したいですね」。

写真左からオーナーの小沼直行氏と、長年、片腕として小沼氏を支える関村賢志氏。小沼氏は照れ屋なため、「大仏」の被り物を着用して撮影に臨んでくれた。店舗では素顔で接客する

（取材＝河西みのり）

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