初台で17年続いた「居酒屋だいぶつ」が代々木に移転オープン。牛すじ煮込みをメインに据えた遊び心あふれるメニューで新規顧客のハートを掴む

メインは継ぎ足しの牛すじ煮込み。他にはないユニークなメニューが揃う

料理は、継ぎ足しで煮込む名物の「牛すじ煮込み」（550円）をはじめ、牛すじ煮込みをたこ焼き風に仕上げた「たこ焼きじゃないよ、牛すじ焼きだよ」（580円）、牛すじと軟骨を餃子の皮で包んだ「牛すじ水ギョーザ」（680円）など牛すじを使ったユニークなメニューが並ぶ。ほかにも「キャプテン長いも」（400円）や「フィッシュ【鮭】＆チップス【秘】」（680円）など、わかるようでわからない、遊び心に富んだ料理名が訪れる人の心をくすぐる。どれも丁寧に仕込んでおり、確かなおいしさで初台時代から多くの人の舌を虜にしてきた。

アルコール類はビール（460円～）、ホッピー（450円）、サワー類（450円～）などひと通り揃うほか、前割り芋焼酎「富乃宝山」（680円）、「吉兆宝山」（680円）も好評だ。「今ではメジャーな銘柄になってしましたが、お付き合いの長い蔵の焼酎なので、ずっと提供し続けています」と小沼氏。ペースト状にしたレモンの果肉を裏ごしして焼酎と合わせ、前割りにしてから寝かせたものを使う「だいぶつ生レモンサワー」（620円）や、ミントジュレップでほんのり色付けしたウィスキーのハイボールにチョコミントアイスを乗せた「ハイボールフロート」（550円）といったスペシャルドリンクは女性客に喜ばれるという。

名物の「牛すじ煮込み」。味付けのベースは味噌で、仕上げに生の玉ねぎを乗せる。写真はたまご入り

意外な組み合わせと提供方法に驚かされる「たこ焼きじゃないよ、牛すじ焼きだよ」。たこ焼き用の鉄板を使い、生地とともに牛すじを球体状に焼き上げている

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