雀荘をリノベした隠れ家ネオ酒場、北千住に「ジャンソーアタル」がオープン。「アタル」「タチアタル」など展開するトーヤーマンの5店舗目

多国籍な要素をごちゃまぜにしたカオスな空間、怪しげな扉を開けた時の驚きを演出

外観は一切手を加えず、「雀荘に見せかけて中は酒場」というスピークイージー風の入口に。店内は、扉を開けた後のギャップを意識。オープンキッチンを囲むステンレス製のカウンター席を中心に配置。昭和レトロなスナック風の花柄の布張りのスツールを並べ、ダクトのカバーはあえて錆びさせ、壁には焼杉を使うなど、多要素を詰め込んだカオスな空間だ。雀荘にちなんで麻雀牌を模した看板や、ネットオークションで購入した雀卓を埋め込んだテーブルなど、遊び心満載の空間に仕上げている。「中国や香港をイメージにしながらも、ニューヨークの路地裏のようなテイストも。自分がいいと思う多国籍な要素をごちゃまぜにしてエキゾチックな印象に。渋谷の『高丸電氣』の影響も受けています」と當山氏。

店内はオープンな厨房を囲むカウンターを中心に、周辺にテーブル席、立ち飲みコーナーも配置。名物の鉄板焼きをはじめ、調理のライブ感が伝わる空間だ

ネットオークションで見つけた雀卓を埋め込んだテーブル。遊び心ある仕掛けが店内の随所に散りばめられている

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