「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目松五郎」が、渋谷宮益坂に新スタイルで2号店を開業。肉や野菜を一品ずつ自由に組み合わせられるアラカルト方式でしゃぶしゃぶのファストフード化を実現！

「飲食業ではなく接客業」の想いを重視し、短い時間でもお客との接点をつくる工夫を

お客から注文を受けた料理はトレーに乗せて提供するが、トレーに敷かれた紙製のシートには、肉や野菜の特徴、ポン酢の秘密、春雨の茹で方など、小ネタが所狭しと印刷されている。「今の世の中は、コロナ禍の影響やDXの普及でお客さまとの接触を少なく、効率化するような流れが来ています。それは間違っていないと思うのですが、そういった流れの中でも、私たちはお客さまと触れ合う“サービス業”をしていくことにこだわりたい。悪あがきかもしれませんが、お客さまが何回来ても楽しいと思えるような仕掛けを作って、接点を増やしていきたいと考えています」と、森氏は語る。今後は、このスタイルを中心に店舗展開、FC展開を進めていく考え。すでに2022年の初頭にはもう1店舗を新宿歌舞伎町に出店する予定だ。

左からしゃぶしゃぶ松五郎取締役の藤井都士規氏、代表の森貴代江氏、店長の北山剛氏

（取材＝髙橋 健太）

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