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高田馬場に「THE HISAKA(ザ ヒサカ)」がオープン!“クラフトジンとジンカクテルが楽しめるテーマパーク”をコンセプトに、角打ちとメインバー、1店舗で2スタイルの店づくり

2月11日、高田馬場にクラフトジンバー「THE HISAKA」がオープンした。前身は昨年まで近隣にあった「Bar hisaka」で、建物の取り壊しに伴い目と鼻の先に移転リニューアル。コロナ禍の期間に酒飯免許を取得したという店主の小倉広康氏は、店舗をチケット制の“角打ち”スペースと、本格的なジンカクテルを楽しめるメインバーに分け、より気軽に、そしてさらにディープなジンの楽しみ方を提案する。


“ジンといえば高田馬場のヒサカ”として、遠方からも人が訪れる人気店が移転

「THE HISAKA」があるのは、高田馬場駅から徒歩で約5分、通称“裏馬場”と呼ばれるエリア。前身の「Bar hisaka」は2019年から3年半に渡り営業。わずか4坪の極狭店舗ながら、坪月商40万円を売り上げる繁盛店に成長した。開業当初から取り壊すことは決まっており、いずれは移転をと考えてはいたという店主の小倉氏。同じエリアで再度店を開いた理由について、既存の顧客を維持したいという思いと同時に、「高田馬場には他の街にはない魅力を感じる」と語る。「高田馬場には昔から“学生の街”というイメージがありますが、実際に暮らしている人は20~30代のそれなりに収入を得ている人が多かったり、ファミリーや、もう何十年もこの住んでいるという高齢の方もいらっしゃったり、老若男女が集う街なんです。一方で、日本語学校がたくさんあることから、中国人の方を筆頭に外国人の方も多く、中国系外資系企業も集まっている。中国をはじめ、アジアではカクテル文化が進んでいることもあり、バーとして、さまざまな角度から集客が見込めると思っています」。

前の店舗と比較すると、現店舗の敷地は約19坪とほぼ5倍。もう少し規模の小さい物件を探していたというが、「物件探しには結構苦戦しました。そんなときにここが空いて。だったら、いずれやりたいと思っていた“スピークイージー”と、ジンの販売を始めようと思ったんです」と小倉氏。敷地をテイスティングバー、いわゆる角打ちスタイルの“表側”と、メインバー“裏側”とに分け、表側の一角に設けた隠し扉から裏側へ入店できる。来店客の中には「同じ敷地内で、ハシゴ酒をしている気分が味わえる」という声も聞かれるのだとか。

扉に描かれた犬のロゴは、小倉氏の故郷である岐阜県揖斐郡にあった旧久瀬村の地形がモチーフ。店名のHISAKAも、久瀬村の地名「日坂」地名に由来する

こちらは“表側”、チケット制の角打ちスペース。販売するジンの有料試飲も可能だ

打って変わって落ち着いた雰囲気の“裏側”。ジン以外の蒸留酒も揃える

店舗データ

店名 THE HISAKA(ザ ヒサカ)
住所 東京都豊島区高田3-8-5セントラルワセダ 102

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アクセス 高田馬場駅から徒歩5分
電話 03-4363-9683
営業時間 火~土 15:00~22:00、日12:00~18:00
定休日 月曜
坪数客数 19坪約24名
客単価 角打ち2000~3000円、バー4500円
オープン日 2023年2月11日
関連リンク Bar hisaka(記事)
関連リンク THE HISAKA(Twitter)
関連リンク THE HISAKA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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