池尻大橋に居酒屋「SANKYU本店」が開業。同エリアを中心に展開するSANKYUグループが、独自ルートで仕入れた宮崎牛とおばんざいを看板に据え、界隈の居酒屋需要を獲得する

今後は宮崎牛の仕入れルートを活かし卸にも挑戦。さらに展開を広げていく

開業してから1ヶ月あまりが過ぎた「SANKYU本店」だが、谷口氏は近隣住民を中心に集客は好調であると語る。「当初考えていた通り、界隈の居酒屋需要が高いことに加え、2階の『カラオケ＆ダーツ39』との動線がとても強いですね。1階で飲んで食べて、2階にカラオケに行く流れができている。もともとそっちに常連さんがいるということが開業直後のアドバンテージになっていると思います」。また、今後についてはさらに展開を広げていく考えでいる。「宮崎牛の仕入れルートを持っているという強みを活かして焼肉店や肉の卸、弁当の生産など、展開を広げていきたいと考えています」。飽くなきモチベーションでさらなる展開を予期させる谷口氏。今後の活躍に期待が高まる。

左から代表の谷口大輝氏、弟の陽氏。現在、店舗の運営は陽氏に任せ、大輝氏は次の展開へ向けて動きを進めている

（取材＝高橋 健太）

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