ロボットが調理する時代が到来！？恵比寿に「Magic Noodle 香味麺房」がオープン。自動調理ロボットの開発を行うTechMagic直営のスパイスヌードル専門店

茹で・炒め・和えはロボが全自動で調理。最短48秒で提供

提供するのは「スパイスヌードル」。「そばが世界を旅したら」をコンセプトに、そば粉とッデュラムセモリナ粉 を配合した独自の麺に、世界各国のエッセンスを加えたオリジナルの麺料理だ。シグネチャーメニューの「にんにくと豚バラチャーシューのスタミナ」（880円）と「しびれ山椒とナッツの麻辣」（1180円）を筆頭に６品のラインナップ。「ロボットが調理するという全く新しいコンセプトの店なので、提供する商品も今までにないジャンルにしようと、『スパイスヌードル』という独自のアイテムを打ち出しました」と、商品開発を担う、橋本 翼氏は話す。

これらの商品の調理の大半は、ロボットが担う。オーダーが入ると自動で麺が鍋に投入されて、規定時間を茹でた後、ざるが持ち上がり湯切りされる。湯切りされた麺はレールに乗ってやってくる炒め用の鍋に入れられ、鍋がガス台にセットされると、回転しながら麺に火を通し、自動で投入されたソースと絡められる。仕上がった麺はレーンを通ってデシャップにたどり着き、最後の盛り付けやトッピングは人の手で行い、提供される。調理に使用された鍋の洗浄も自動で行われる。商品の提供まで最短で48秒。人件費を削減できるのはもちろん、機械化されているためスピードや味付けにブレはなく、安定した商品クオリティを保てる。

厨房内から見た自動調理ロボット。プロントコーポレーションの「エビノスパゲッティ」で導入されているパスタ調理マシンを応用して開発したもの

ロボットが調理した麺は、最後の盛り付けやトッピングは人の手で行う

「スパイスヌードル」は6品用意。「にんにくと豚バラチャーシューのスタミナ」、「しびれ山椒とナッツの麻辣」、「豚ひき肉とココナッツミルクのトムヤム」など

店舗データ