飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

アークランドサービスホールディングス元社長の臼井氏が「フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3」を出店。日常使いができる食事主体のフレンチ業態で、早くも開店前から行列!

アークランドサービスホールディングス元社長の臼井健一郎氏が代表を務めるU.RAKATA(東京都台東区)が、8月26日、本郷三丁目に「フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3」をオープンした。日本ではまだまだ敷居の高いフランス料理を、「もっとお手頃に、もっと日常的に楽しめる」ようにした業態だ。お酒主体のビストロではなく、食事主体の「フランス大衆食堂」の魅力を追求し、早くも開店前から行列ができる人気店になっている。


これまでにない店、すき間の業態としてフレンチに着目

とんかつ専門店「かつや」やからあげ専門店「からやま」の展開で知られるアークランドサービスホールディングス。同社を750店舗まで成長させた臼井健一郎氏が退任・独立という新たな道を選び、2021年7月に設立したのがU.RAKATAだ。「50歳を前に自分が本当に満足できる人生とは何かを考えた時、このまま安定した人生を送るのではなく、多少のリスクを抱えてでも、ここから独立し、0から事業を起こし、最後のチャレンジをしてみたいという思いが湧いてきました」(HPより抜粋)という臼井氏が、新会社で掲げているのは「食、文化、芸術を通じ、人々の生活をより豊かにする空間と環境を作る裏方に」というテーマ。飲食店の運営に加えてスタジオやギャラリーなど、「地域住民の憩いの場を作る、または作る方のお手伝いをさせていただく」事業の展開を考えている。

そんな同社の飲食店1号店が、「フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3」だ。大手外食企業の元社長が出店する最初の店が、どんな業態なのか非常に興味深いところだが、本人に話を聞くと想像していた以上に狙いは明確だった。臼井氏は「フランス大衆食堂」を選んだ理由について以下のように話す。「カジュアルなフレンチというと、ビストロなどのお酒主体の業態がほとんどです。ファミリーでも利用できるような店がなかなかありません。だからこそ、ファミリーを始めとした幅広い層に利用してもらえる食事主体のフレンチ業態に着目しました。これまでにある店を自分が作っても仕方がないので。また、イタリアンのカジュアルを小さな会社でやってもサイゼリヤさんには勝てません。すき間を狙うという点でも、フランス料理を日常化した業態であれば勝機があります。これまでにない業態であれば、お客様も価格で選ぶのではなく、業態で店を選びます。それによって新たな食文化を提案し、地域の人たちの日常を豊かにできればと考えています」。

本郷三丁目駅から徒歩で2分ほどの国道17号線沿いに立地。大きなガラス窓やメニュー看板で親しみやすい雰囲気のファサードにしている

店舗データ

店名 フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3
住所 東京都文京区本郷3-32-3

 >> GoogleMapで見る

アクセス 本郷三丁目駅から徒歩2分
電話 03-5801-0834
営業時間 11:30~22:00
定休日 水曜
坪数客数 20坪30席
客単価 昼1100円、夜4500円
運営会社 株式会社U.RAKATA
オープン日 2022年8月26日
関連リンク U.RAKATA(HP)
関連リンク フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3(HP)
関連リンク フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.