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「祐天寺SANYA」が開業。学大、三茶で展開のsouzou、オーナー地元に出店。カフェ&居酒屋の二毛作、地元だからこそ知る「祐天寺で商売する難しさ」を超える店づくり

3月15日、祐天寺に「祐天寺SANYA(サンヤ)」がオープンした。運営はsouzou(東京都目黒区)で、創業から3年目にして4店舗目となる。学芸大学に「目黒 三谷」と「サンヤ」、三軒茶屋に「Bistro Sanya」を出店してきた同社だが、今回の祐天寺は代表・曽我翔太郎氏の生まれ育った街だ。よく知る地元だからこそ、このエリアで商売をする難しさを実感していた曽我氏。これまではあえて近隣エリアで展開し、店舗運営の力を付けて満を持しての出店だ。「祐天寺SANYA」では、夜は居酒屋として、昼はカフェとして営業。コーヒーをフックに地域の老若男女の接点をつくりつつ、外の街から目的来店も呼び込む店づくりを実践する。


賃料に対して世帯数が少ない。人流も分散し、商売が難しい祐天寺

souzouの歩みは、2023年12月に学芸大学にオープンした「目黒 三谷」から始まった。その後、同じく学芸大学に「サンヤ」、三軒茶屋に「Bistro Sanya」と着実に出店を重ね、繁盛店に成長させてきた。そして今回、4店舗目の舞台として選んだのが祐天寺である。

代表の曽我氏にとって祐天寺は地元であり、創業時からいつか出店したいと考えていた特別な場所だ。しかし、その思いとは裏腹に、ビジネスの観点からは冷静な分析があった。「僕らにとって祐天寺は、ものすごく難易度の高いエリアっていう認識があった」と語る。

祐天寺は、中目黒や学芸大学といった周辺エリアに比べて世帯数が少なく、商店街が十字に広がっているため人の流れが分散しやすい。かといって賃料は安くはなく、集客の難易度が高い、というのが曽我氏の分析であった。それゆえに、まずは他のエリアで店舗運営の力をつけ、万全の態勢で臨むべきだと考えていた。

転機が訪れたのは、2025年の8月。街のアイコン的存在の紳士服店だったこの物件が空いたのだ。同社は古民家物件をDIYでつくりあげることを強みとしている。ここは築年数が60年ほど、まさにおあつらえ向きの同物件。加えて商店街という立地もこだわっており、そこも合致していた。実は、以前から曽我氏は密かに「いつかここで僕らも商売できたら」と考えており、その夢が現実のものとなるチャンスに恵まれた。折しも、三軒茶屋「Bistro Sanya」のビストロの立ち上げ時期と被ったが、多忙を極める中でも「意地でも契約したい」とこの物件を押さえにいった。

2階建ての築60年ほどの建物。オーニングの「SUNROAD FASHION SPOT」の文字は、かつての紳士服店のものを残した。全面ガラス張りでカウンターの賑わいがダイレクトに伝わる。写真左側の空間が、昼、コーヒーを楽しむスペース

店舗データ

店名 祐天寺SANYA(サンヤ)
住所 東京都目黒区祐天寺1-22-7

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アクセス 祐天寺駅から徒歩2分
電話 03-6696-2554
営業時間 カフェ10:00~16:00、居酒屋18:00~24:00(LO料理23:00、ドリンク23:30)
定休日 不定休
坪数客数 22坪/1階:16席+立ち飲み6名程度、2階:個室8席
客単価 5500~8000円
運営会社 株式会社souzou
オープン日 2026年3月15日
関連リンク Bistro Sanya(記事)
関連リンク サンヤ(記事)
関連リンク 目黒 三谷(記事)
関連ページ 祐天寺SANYA(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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