渋谷に「PEZ（ペス）」がオープン。ミシュラン一つ星「abysse」出身の若手シェフによる魚介フレンチ。予約必須の自然派ワインビストロ「CHOWCHOW」の姉妹店として登場！

ホテルオークラ、「Äta」、「abysse」など名店で腕を磨いた30歳若手シェフが主役

石浜氏は現在30歳、約10年にわたってフレンチを中心に豊富な料理経験を積んできた気鋭の若手料理人だ。同氏は調理師学校を卒業後、ホテルオークラで6年ほどフレンチの基礎を叩きこみ、その後、「街場のカジュアルな店でも経験を積みたい」と、代官山の魚介ビストロ「Äta（アタ）」に。繁盛店ゆえ忙しくも充実した日々を３年ほど過ごした後には、ミシュラン一つ星の魚介フレンチの「abysse」へ入る。「当初、高級レストランで働きたかったわけでなかったのですが、『abysse』で食事をした際に感銘を受けて。２回目に食べに行った時には、考えるよりも先に『ここで働かせてください』と言っていました」と石浜氏は振り返る。同店ではシェフの目黒浩太郎氏の右腕として活躍。2年ほど在籍した後に、知人の誘いでGREENINGに入社した。

「GREENINGでは様々な店舗の商品開発を行っていました。それも楽しかったのですが、やはり現場でお客様に料理を提供したいという思いが強くなってきて……」と石浜氏。そこでオフィス階下の物件を使った新店の開業に結び付いた。当初は「CHOWCHOW」の２号店という建付けも検討したが、経験豊富な石浜氏の腕を生かし、魚介フレンチをテーマにしたワインビストロを目指したという。

青みがかった深緑色の壁をアクセントにした店内。ローズウッドの木を使った迫力あるカウンターが印象的

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