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「蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店」がオープン。グローバルダイニング卒業生が仕掛ける「ネオ大衆蕎麦居酒屋」スタイルが、下北沢、用賀に続き神泉に登場。すでに坪月商50万円のヒット!

4月30日、神泉に「蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店」が開業した。運営はScrach Kong(神奈川県川崎市)。代表の岡崎龍太氏はグローバルダイニング出身で、姉妹店として下北沢と用賀に「蕎麦と鶏 はんさむ」を出店している。酒を嗜み、締めに蕎麦という、昔ながらの蕎麦屋の文化を踏襲。それでいて、古風な蕎麦屋にはない間口の広さや流行りを取り入れた料理・ドリンクなど、足を踏み入れるハードルを下げた「ネオ大衆蕎麦居酒屋」スタイルで近隣人々の取り込み、坪月商50万円の繁盛店となっている。


芸事の道を経てグローバルダイニングに。一度は挫折を味わいながら12年間で料理長も務める

岡崎氏が初めて飲食業に関わったのは、大学生の頃に従事していた居酒屋のアルバイトだ。「当時は、芸事をかじっていまして。大学を出た後も、しばらくその道を志していたんです」。しかし、ある日交通事故に遭ったことをきっかけに、なんの保証もない不安定な芸事の道を歩むことに疑問を感じた岡崎氏は、飲食業界へのシフトチェンジを決めた。「どうせやるなら、独立をしたい」と、グローバルダイニング(東京都港区、代表取締役社長:長谷川耕三氏)に就職。初任の店舗「権八 渋谷店」では、順調に実績を上げて料理長まで昇格。次に任された「権八 桜新町店」では不利な立地もあり苦戦を強いられ、一度は実質的なクビである「降格」を受けるものの、イチから再出発。「グローバルダイニングは実力主義の会社。実績がすべてで、店の立地が悪かったという言い訳は通用しない。一度は料理長になったプライドも捨てて、アルバイトからやり直しました」と岡崎氏は振り返る。時間をかけて実績を出し、その後は再び渋谷店に戻り、数店舗の料理を統括するポジションまで任された。結果的に12年間勤め上げ、独立の準備に入る。

近隣住民が帰り道の途中で気軽に立ち寄れるよう、住宅街の入り口となるエリアに立地。店内の様子が外から見えるよう、ガラス張りで開放感あるファサードに

店舗データ

店名 蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店
住所 東京都渋谷区円山町23-10 カサテル・ムラノ1F

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アクセス 京王井の頭線神泉駅から徒歩3分
電話 03-6783-0072
営業時間 【月~金】ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~23:00【土日祝】11:30~23:00
定休日 不定休
坪数客数 14坪 23席
客単価 ランチ1000円、ディナー4800円
運営会社 株式会社Scrach Kong
オープン日 2021年4月30日
関連リンク 蕎麦前酒場 はんさむ(HP)
関連リンク 蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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