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中目黒に「Yakiniku.ushicoco.(ヤキニク ウシココ)」が開業。「NO MEAT, NO LIFE.」を展開するファーストリングから独立、A5黒毛和牛の雌牛&保健所許可の生肉を名物にしたカウンター焼肉


部位ごとに味付けを変える肉のおまかせ盛りや生肉ユッケ、土鍋ごはんを名物に

もともとシックな印象の造りを生かして内装はほぼそのままに、キッチンレイアウトを焼肉向けに造り替え、排気ダクトを設置。生肉提供の基準を満たす設備も設け、保健所から許可を取得した。

同店はカウンターを舞台にした「劇場型焼肉」をイメージ。古巣の「NO MEAT, NO LIFE.」と同様、A5ランク黒毛和牛の雌牛にこだわった上質な肉を提供する。加えて、保健所許可の生肉のコンテンツに加えて他の焼肉店との差別化を図っている。

着席したお客には、まず木箱にディスプレイした塊肉をプレゼンテーション。部位ごとのアラカルトも用意するが、オススメなのがおまかせ盛り合わせだ。好みを聞きながら、店のオススメを13~15種類、一切れずつで6000円ほど(内容により)。肉に合わせるタレや調味料は部位ごとに変え、それぞれを最も美味しく食べられる工夫も詰まっている。特に人気なのが「タン」(1900円。アラカルト価格、以下同)と「ハラミ」(2000円)。他、「ハツ」「カルビ」(各900円)などのホルモン、「イチボ」(1800円)などの赤身系、「ネクタイ」(1000円)、「マキ」(2000円)といった珍しい部位に、「シャトーブリアン」(4500円)の高級部位まで幅広く、約20品。生肉は「黒毛和牛のユッケ」(1600円)として提供し、お客のほぼ全員が注文する。

肉以外のサイドメニューは、星野氏の地元の同級生が作る新潟・南魚沼産コシヒカリの土鍋ごはん(1合1000円)も焼肉のおともにとオススメしている。焼肉には欠かせない「白菜キムチ」(500円)や「本日のナムル(もやし、人参、ホウレン草、マイタケ)」(単品500円、盛り合わせ800円)の定番は、奇をてらわずベーシックなレシピで仕上げている。その他には、創作バル的なメニューを多く取り揃え、「フォアグラとレバーのブリュレ」(900円)、「アンチョビ枝豆」(500円)、「牛タンのアヒージョ」(800円)など。麺ものは、イタリアンテイストに仕上げた「トマト冷麺」(800円)ととろそばをイメージした「とろろ冷麺」(800円)を用意。ほか、スープやデザートまで揃える。

上質な肉を提供する一方、ドリンクは気軽さを重視。ハイボールやチューハイ、サワー、カクテル、焼酎、日本酒など多くのドリンクが1杯550円の均一価格。生ビールは「ザ・プレミアム・モルツ」(600円)、「知多」など高級ラインのウイスキーを使ったハイボールは700円~。グラスワインは泡・白・赤が各種550円~、ボトルワインは3300円~。あえて難しいものは置かず、なじみあるドリンクをリーズナブルに取り揃える。

お客の着席後、メニュー説明時には木箱に入ったその日の塊肉をプレゼンテーションする。特にタンは1本まるごとの塊でインパクト抜群。産地はその時によるが、すべてA5ランクの黒毛和牛、なかでもやわらかくきめ細かな肉質と言われる雌牛にこだわって提供する

「黒毛和牛のユッケ」のように、保健所の許可を取得した生肉メニューを提供しているのも強みのひとつ

店舗データ

店名 Yakiniku.ushicoco.(ヤキニク ウシココ)
住所 東京都目黒区上目黒2-16-1 リードシー中目黒 4F

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アクセス 中目黒駅から徒歩2分
電話 03-6303-3190
営業時間 【火〜金】17:00〜23:30(LO22:30)【土日祝】17:00〜23:30(LO22:30)
定休日 月曜
坪数客数 10坪17席
客単価 1万円
オープン日 2021年7月29日
関連リンク Yakiniku.ushicoco.(HP)
関連リンク Yakiniku.ushicoco.(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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