千葉県柏市に、魚屋が経営する居酒屋という新コンセプトの、「魚直売所×鮮魚居酒屋【鮪】おさかな市場」が11月19日オープン！

千葉県柏市に、元メッドダイニングの統括営業部長として業務開発などを担当していた佐藤則裕氏率いるオール・マイ・オウン（千葉県柏市、代表取締役・佐藤則裕氏）2店舗目となる鮮魚居酒屋「魚直売所×鮮魚居酒屋【鮪】おさかな市場」が11月19日にオープンした。
柏駅東口から徒歩3分、買い物客が頻繁に行き交うサンサン通り沿いの交差点に、突如大きな魚の壁画が現れる。本年5月に1店舗目としてオープンさせた「肉屋鶏男」同様、外観のインパクトは圧倒的で注目度満点。1階入口を入ると大きなガラス製ショーケースがあり、一本鮪が堂々と鎮座。他にも鮮度抜群の海産物が所狭しと並ぶ。職人が手際良く魚をさばく光景は、まさに街の魚屋さんそのものだ。この1階部分、昼は魚屋として主婦層をメインターゲットに魚を直売し、夜は立飲み屋に早変わりする。階段を上がった2階がテーブル席中心の鮮魚酒場という構成になっており、外観同様、ねぶた祭りをイメージしたかのようなカラフルな壁画が圧倒的な迫力でお客さんを迎え入れる。
店のコンセプトは、ずばり「魚屋が経営する居酒屋」。代表の佐藤氏曰く「1店舗目にオープンした「肉屋鶏男」の姉妹店となる「肉屋豚娘」という新コンセプトの店を柏駅付近でオープンしたかったのだが、なかなか良い物件が見つからず、先にこちらの店を出すことになった。メッドダイニング時代に「東京鮪酒場」などを担当した経験もあり、自分なりに差別化した魚の新業態を模索した結果、今回のような鮪にこだわった店が完成した」。店の目玉となる本鮪は、佐藤氏自ら全国の漁港を何度も駆け巡り、交渉の末に開拓。早朝、岩手、三重、長崎など各地の漁港から、一本丸ごとの鮪が直接店舗に配送される。
「『肉屋鶏男』もそうですが、店舗の存在意義として、生産者からお客様に直接食材を提供することにこだわっております。お客様により価値観を持ってもらうために、仕入れに関しては最大限の企業努力を行なっており、当店専属仲買人である『鷹丸』の相原正孝社長に築地市場にて確かな魚介類を買いつけていただいたり、生産者から直接仕入れをしたりするなど、中間業者を極力通さず、その分のメリットをお客様に還元したいと思っております」と佐藤氏は語る。
メニュー構成にも同氏の思いが込められている。看板メニューは、赤身・中トロ・大トロが豪華に乗った「鮪づくし 三種盛り」（1,039円）と、リーズナブルな価格も魅力の「鮪の握り盛り」（829円）。昼のランチメニューとしてファミリーなどにおススメなのは、「投込み海鮮丼ぶり」（1,260円）。「鮪ぶつ」（514円）、「鮪メンチ」（504円）、「鮪の串カツ」（1,575円）、「ねぎ鮪の小鍋」（819円）など、鮪専門の名に恥じない築地周辺の寿司屋や海鮮丼屋顔負けの豪華なラインナップだ。夜には、毎日数量限定という「巨大鮪カマ焼き」（1,260円）も、鮪好きならば一度は賞味したい一品である。定額で数種の鮪を一度に味わえるという「1,000円盛り」（3種1,050円）、「1,500円盛り」（5種1,575円）、「2,000円盛り」（7種2,100円）はお得感があり、懐事情が厳しい時のサラリーマンには特にうれしいメニュー。サイドメニューには、「手作り昔風ポテトサラダ」（399円）、「手作り厚揚げ豆腐」（399円）、「海鮮ユッケ」（714円）、「食べるラー油付 海鮮冷奴」（441円）など、居酒屋ならでの一品メニューも充実。ドリンクは、生ビール、日本酒、焼酎、ホッピー、ハイボール（トリスハイボールタワーも設置）など。これからの忘年会シーズンには、刺し盛りコース（4,000円）、鮪づくしコース（4,500円）、極み贅沢コース（5,500円）などの宴会コースがおススメだ。
「将来的には宅配寿司なども行ない、『魚生活のトータル提案』を目指し、小売・内食・外食すべてのスタイルで魚を提供したいと考えております。デフレ不況で、300円居酒屋などの安売り店ばかりが東京都内ではクローズアップされておりますが、ただ、安さを売りにするのではなく、価値のある食材、本物の素材をお客様の納得する価格で提供し、お帰りの際には、最高の満足感、コストパフォーマンスを感じていただけるということに固執したい。全国の漁港さん達からも熱いエールをいただいております。その期待に応えるべく、柏市随一の鮪専門店に育て上げていきたい」
地方都市柏で新風を吹き起こすオール・マイ・オウンの佐藤社長の快進撃にこれからも注目である。

店舗データ