御徒町に「三角」がオープン。「アタル」はじめ北千住でドミナント展開するトーヤーマンが新エリアに進出。蒸しつくねやおばんざい、わっぱ飯がウリの居酒屋で勝負！

北千住での成功をもとに、御徒町を第二のドミナント拠点に！

同店のメインターゲットは20代後半から30代以降の女性。加えて、サブターゲットとしてそれよりも上の年齢層の地元住民だ。「このエリアでは夕方くらいからワインを飲んでいる50代60代の方をよく見かけるので、そういった方々も取り込んでいきたい。また、一軒目は御徒町駅周辺の居酒屋で飲んで、二次会はしっぽりうちで、という使い方もしてほしいです」と當山氏は話す。

今後は同店を軌道に乗せ、このエリアでドミナント展開も目論む。「このスタイルが御徒町で受け入れられるか不安ですが、街の特性を見極めながら店づくりをしていきたい」と當山氏。「北千住で『アタル』をオープンした当初も、街に受け入れられるか不安でした。結果としてなんとか軌道に乗せ、立ち飲みの『タチアタル』、さらに空中階で単価を上げた『ジャンソーアタル』と出店を重ねることができました。同じように、御徒町で『三角』のブランドで色々な店舗を展開できたらと思います」と話す。実際に、現在、12坪で月商900万円の「アタル」はじめ既存店は絶好調。メニューや内装など、業態の魅力もあるが、同社の何よりの強みは接客だ。「お客様が入店したら顔を上げて明るく挨拶する、など基本的なことばかりですが、接客に関しては徹底してスタッフに伝えています。そういった点が評価されるのが何より嬉しいですね」と當山氏は笑う。

写真右端がトーヤーマン代表の當山鯉一氏、スタッフのみなさん。スタッフの8割は今回の出店に際し入社したが、「素敵なスタッフが集まってくれた」と當山氏

（取材＝大関　まなみ）

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