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代官山に「TOKI 永季」がオープン。日本の四季や文化を表現するお茶割りやカクテル、ユーモアある発想から作ら れるフード、「初めて出逢う美味しい」がある場所。20代バーテンダーが提案する新しいバーの形

2023年10月27日、代官山に「TOKI 永季」がオープンした。中目黒、恵比寿の駅からも徒歩圏内の槍ヶ崎交差点近くの裏路地に佇むバーだ。日本の四季や文化を表現したお茶割りはじめ焼酎や国産ジンなどを使ったカクテルが揃う。目指すのは「初めて出逢う美味しい」がある場所。バーになじみのない人も、気負わずバーの魅力に触れられる店だ。メニューやその他クリエイティブ全般を行うのは現在27歳のバーテンダー、鈴木 新(あらた)氏。間借りバーの営業やフリーランスバーテンダーの活動を経て、今回、初の実店舗を立ち上げた。自分たちの“好き”を詰め込んだ空間から、若い感性による新しいバーカルチャー発信する。


間借りで始めたわずか3席の紹介制バーは口コミで日商10万円に

代官山、中目黒、恵比寿の3駅からそれぞれ徒歩3~7分ほど。駒沢通りと旧山手通りが交わる槍ヶ崎交差点近くにオープンした「TOKI 永季」。全面ガラス張りから、朱色の光がこぼれる外観が印象的だ。当初は紹介制として営業していたが、現在は誰でも来店できるスタイルで営業する。「開業当初は常連様や近隣で仲良くさせてもらっている飲食店からの紹介のみで営業していたのですが、有難いことに口コミが広がり問い合わせが増え、そのたびにお断りするのも心苦しく、今のかたちになりました」と話すのは、鈴木 新氏。

大学生の頃から食べ歩き、飲み歩きが好きだったという鈴木氏。卒業後はアパレル企業に就職するものの飲食業へ転身。「自分を表現できることがやりたいと思っていて。それならアパレルより飲食の方がいいと思いました」と振り返る。いくつかのバーや居酒屋で働き、2020年4月のコロナ禍、代官山のバーを間借りするかたちで「sake bar新輝(しんき)」をオープン。ワインやウイスキーや焼酎、ジンなどの国産酒をテーマにしたバーで、席数はたった3席しかなかったことから知人からの紹介制としたが、口コミが広がり営業後半では1日3回転、10万円を売り上げる盛況ぶりだったという。

「TOKI 永季」は大通りから1本入った場所に立地。全面ガラス張りで、朱色のネオンが光るカウンター空間がよく見える造り。もともと飲食履歴のない物件だったが、交渉によりバーをオープンすることができた。

店舗データ

店名 TOKI 永季
住所 東京都渋谷区恵比寿南3-7-3 ミュール代官山 B1F・1F

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アクセス 代官山駅から徒歩3分、中目黒駅から徒歩6分、恵比寿駅から徒歩7分
電話 03-5724-3871
営業時間 19:00~27:00
定休日 不定休(詳細は店舗Instagramにて)
坪数客数 1階10坪13席、地下1階7坪9席(地下は今後改装予定)
客単価 6000円
オープン日 2023年10月27日
関連リンク TOKI 永季(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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