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代官山に「TOKI 永季」がオープン。日本の四季や文化を表現するお茶割りやカクテル、ユーモアある発想から作ら れるフード、「初めて出逢う美味しい」がある場所。20代バーテンダーが提案する新しいバーの形


実店舗の開業準備を進めながら、2度目の間借りバーをオープン

1年ほど「sake bar新輝」を営業したあとは、フリーランスのバーテンダーとして活躍。音楽フェスや食イベント、他店舗のメニュー監修などを手掛けた。その後、代官山の居酒屋「雑煮屋 鳥居」の跡地で間借り営業を始める。「『雑煮屋 鳥居』のオーナー鳥居清人さんは、『sake bar新輝』時代に出会った大先輩。『雑煮屋 鳥居』が物件の取り壊しで移転することになったので建物が使えなくなるまでの期間限定で何かやってみないか?と声をかけてもらいました」。そうして2023年6月から約3か月間、仲間たちととも営業したのが「響 YURA」だ。「期間が決まっていたことから、店名は“わずかな時間”を意味する『たまゆら』から取りました」。「響 YURA」ではあらかじめ素材の風味を移すなどした和の「ボトルカクテル」をテーマに、やはり国産酒を主体にしたバーとして営業した。

一方で、同時に実店舗の開業についても動いていた鈴木氏。馴染みある代官山周辺で物件を探し、一度、中目黒の物件で話がまとまりかけるもトラブルに見舞われとん挫。その後、縁あって槍ヶ崎交差点近くの、1階と地下1階の2フロアの現物件と出会った。「代官山、中目黒、恵比寿と異なる3つの街のカルチャーが混ざり合い、多様な客層が見込める点に魅力を感じました」と鈴木氏。こうしてオープンした念願の実店舗が「TOKI 永季」だ。

店内は2フロア。1階はオープンなカウンターでバーテンダーとコミュニケーションを取りながらカジュアルに酒が楽しめる。デザインはホテルを手掛けたこともあるデザイナーが担当し、ホテルのロビーのような雰囲気に

天井高のある地下1階フロアはテーブルやソファ席もあり大人数にも対応。1階が朱色のイメージなら、地下1階は紺色を基調とする。こちらはクローズドな造りなので、経営者や著名人の利用も多いという

店舗データ

店名 TOKI 永季
住所 東京都渋谷区恵比寿南3-7-3 ミュール代官山 B1F・1F

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アクセス 代官山駅から徒歩3分、中目黒駅から徒歩6分、恵比寿駅から徒歩7分
電話 03-5724-3871
営業時間 19:00~27:00
定休日 不定休(詳細は店舗Instagramにて)
坪数客数 1階10坪13席、地下1階7坪9席(地下は今後改装予定)
客単価 6000円
オープン日 2023年10月27日
関連リンク TOKI 永季(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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