コロナ禍、おばから譲り受けた期間限定の物件で居酒屋を営業
JRによる高架下の再開発が進む高円寺駅。2023年3月、高架下に開業した「高円寺マシタ」の延長線上にオープンしたのが「鴨上戸」だ。
オーナーの木村馨寿氏は、18歳から本格的に飲食へ。横浜・野毛の創作居酒屋や、その系列のメキシカンで働いた後、バックパッカーとして南米を旅する。「野毛のメキシカンで働いていた時にメキシコに興味を持ち、メキシコ人の友人もできた。実際に現地の文化を見たいと思いました」と話す。帰国後は、楽卒業生による町田の居酒屋「さかなやキンボシ」で経験を積んだ。
初めて店を立ち上げたのは2020年。木村氏のおばが向ヶ丘遊園で長らく飲食店を営んでいたが、物件の取り壊しにより立ち退くことになった。人手不足もありおばは引退を決め、その物件を立ち退くまでの2年間、木村氏が店をやることになった。そうしてオープンしたのが海鮮居酒屋「居酒屋ちゃすけ」。コロナ禍真っただ中だったが、周辺では休業する店が多い中、補助金をもらわずに開け続けたことでお客が少しずつ集まり、店を軌道に乗せていった。
店舗データ
店名 | 鴨上戸(かもじょうと) |
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住所 | 東京都杉並区高円寺南3-69-1 |
アクセス | 高円寺駅から徒歩1分 |
営業時間 | 17:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | 木曜 |
坪数客数 | 5.5坪14席 |
客単価 | 5000~6000円 |
オープン日 | 2024年3月1日 |
関連リンク | 鴨上戸(Instagram) |