自由が丘「曖昧時空URBAN LEMONERY」がオープン！日本一レモンサワーを知る“レモンザムライ”が手がける、究極のクラフトレモンサワー店

“レモンサワーを世界へ”を合言葉に、国内外での店舗展開を目指す

両氏が掲げるコンセプトは“レモンサワーを世界へ”。ECサイトで瀬戸田レモンや関連商品を販売している他、2023年12月14日には、鈴木氏が監修を務めたムック本『知れば知るほどおいしい！　レモンサワーを楽しむ本』（Gakken）を発刊、「ザムライレモンサワー（出陣）」が気軽に楽しめる「クラフトレモンサワー缶」の製造・販売もスタートしている。いずれは自社工場を構え、ブリュワリーならぬ“レモナリー”として、クラフトレモンサワーのマーケットを作りたいという。「この店を一つのパッケージとして、国内外に出店できたらと考えています。候補の1つとして考えているのが、レモンの産地である瀬戸田。ほとんどが首都圏に出荷されていることと、瀬戸田ではあまりにもレモンが身近過ぎて、美味しいレモンサワーが飲めるお店ってあんまりないんですよ」と鈴木氏が言うと、佐藤氏も「イメージしているのは、海外ではよく見られる農園一体型のレストラン。あるいは、キャンプ場、ホテルのバー、道の駅……色々な可能性があると考えています。『レモンサワーでこんなこともできるんだ』と、色んな人の予想を裏切りたいですね（笑）」と言葉を添える。

取材中、あくまでも“レモンザムライ”の名前を売りたいわけではなく、こうした活動を通じてレモンサワーの可能性が広がり、レモン生産者の支援や町おこしにも繋がればと繰り返していた両氏。2024年、どのように道を切り拓いていくのか注目したい。

写真左から、“レモンザムライ”こと鈴木慶洋氏と、mukitate佐藤孝行氏

（取材＝河西みのり）

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