緑が丘に「Civetta（チベッタ）」がオープン。イタリアでの修行経験をはじめ、国内ではひらまつやコローリ等を経て独立した店主が目指すのは、普段使いのイタリアン

国内外、様々なスタイルの飲食店を経て独立

自由が丘の隣、東急大井町線の緑が丘駅から徒歩3分、九品仏川緑道沿いに誕生した「Civetta」。オーナーシェフの枡田氏は、地元・静岡の調理師専門学校卒業後に上京し、ひらまつへ就職。六本木や銀座に新規開業するレストランの立ち上げに携わるなど、約3年間に渡り研鑽を積んだ。その後入店した下北沢のイタリアンレストラン「イル・コンソラーレ」でイタリア料理の魅力に触れたのをきっかけにイタリアに渡り、2年間滞在期間中、トスカーナやトレンティーノ・アルト・アディジェで現地の味を学んだという。帰国後、渋谷「HOTEL EMANON」（現・EMANON THE SOUL SHARE KITCHEN 渋谷店）を経てコローリに入社し、外苑前「ドゥエ・コローリ」（現在は閉店）、「＋ruli-ro」で腕を磨き、学生時代からの夢を叶え、独立を果たした。
「初めはもう少し小ぢんまりとした店をと考えていましたが、色々物件を見る中で都心から少し離れてもいいから、キャパシティがある物件がいいと思うようになりました。緑に囲まれた場所で、幼い子どもがいるファミリー層や、愛犬連れでも気兼ねなく通える店を作りたいと思って。パーティなどにも使ってもらえたら」と話す枡田氏にとって、緑が丘はまさに理想的な立地だ。

緑道沿いに佇む店舗。テラス席も用意されており、春先は桜を眺めながら料理やワインが楽しめるだろう

窓が多く、開放感のある店内。ベビーカー等でも動きやすいよう、テーブル席はゆったりと配置している他、奥にはカウンター席も

店舗データ