三軒茶屋に「居酒屋ひでじろう」がオープン。恵比寿の日本酒専門店「酒 秀治郎」の兄弟店、60分3800円～の「時間制」スタイルはメリットたっぷり！？

大衆酒場定番アイテムを中心にラインナップ、ドリンクは自分で注ぐものを中心に

フードメニューは全30品ほど。数多くの酒場を飲み歩いてきた直野氏のアイディアをもとに経験豊富な料理人たちが形に仕上げた。「ぽてさら」「冷やしトマト」「煮込み」「ハムエッグ」など、大衆酒場定番のアイテムが中心。アジアンテイストに仕上げた「トムヤムシラタキ」や、甘くないつまみ仕様の「塩チーズフレンチトースト」、ピーマンと焼肉を白米に組み合わせた「ぴぃーやライス」など、ユニークな品も揃う。

最初に前菜の盛り合わせをサッと出し、同店自慢の品「タルタルあじふらい」と「生姜焼き」は必ず提供。それ以外の品はモバイルオーダーで随時注文できるが、テーブルの状況を見てスタッフが「何かお出ししましょうか？」と声かけをしたり、他のお客に提供するついでに「お客様もいかがですか？」と同じ品を勧めたりと臨機応変な提供を心掛けている。

ドリンクは瓶ビールからチューハイ、日本酒、本格焼酎まで幅広い品ぞろえ。チューハイ各種はソトを提供したら、そのあとのナカは各テーブルに置かれた金宮焼酎入りのやかんから好きなだけ注げるシステム。オペレーションの観点から生ビールは置かず瓶ビールを用意するなど、お客自身が注ぐドリンクを多く揃えて省力化を図っている。「酒 秀治郎」と同様に日本酒にもこだわり各地の地酒を豊富に取りそろえるほか、本格焼酎も多数ラインナップする。

「タルタルあじふらい」。主役はアジフライではなく、フレッシュのディルを加えて香り高く仕上げているタルタルソース

「ぴぃーやライス」は、直野氏が酔っぱらった時に出るという口癖「ぴぃーや」から。ピーマン+焼肉をのせた白米だ

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