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三軒茶屋に「居酒屋ひでじろう」がオープン。恵比寿の日本酒専門店「酒 秀治郎」の兄弟店、60分3800円~の「時間制」スタイルはメリットたっぷり!?

8月10日、三軒茶屋に「居酒屋ひでじろう」がオープンした。運営はファンゴー(東京都世田谷区、代表:関 俊一郎氏)のグループ会社、HIDEJIRO(東京都世田谷区)で、恵比寿の紹介制日本酒専門店「酒 秀治郎」を兄弟店に持つ。「酒場好きの、酒場好きによる、酒場好きのための店」をコンセプトに、無類の酒場好きであるプロデューサーの直野氏が食べたいもの、飲みたいものを詰め込んだ居酒屋だ。同店の特筆すべき点は60分3800円~で料理・ドリンクを好きなだけ楽しめる「時間制」を取っていること。料理や酒といった“モノ”を売るのではなく“時間”を売るという発想から生まれたこの「時間制」のスタイル、運営面でのメリットも多く、その店づくりは必見だ。


日本酒好きが高じてオープンした「酒 秀治郎」は瞬く間に満席が続く人気店に

三軒茶屋のメイン通り、茶沢通り沿いに「居酒屋ひでじろう」がオープンした。運営会社HIDEJIROの取締役でプロデューサーの「ひでじろう」こと直野秀治郎氏は、日本酒好きの中では知られた人物だ。WEB制作を生業としつつ、無類の日本酒好きの面を持ち合わせ、蔵元とともに日本酒イベントも度々開催してきた。2016年には「誰よりも日本酒を愛している男子」を決める「Mr.SAKE」で初代準グランプリに選ばれたことも。そんな直野氏の日本酒好きが高じて、2018年6月、飲食店を展開するファンゴーとともに「酒 秀治郎」を恵比寿にオープンした。「日本酒好きの、日本酒好きによる、日本酒好きのための」をコンセプトに、好きなだけ楽しめる日本酒と、日本酒に合わせた和食コースを一人1万円(オープン当時は8000円)で提供。「日本酒好きに来てほしい」という思いから基本的に紹介制を取るが、評判は瞬く間に広がり、連日満席が続いている。

そんな直野氏が次に挑戦するのは居酒屋だ。「僕は日本酒好きな一方で、昔からある大衆酒場や町中華、そば屋さんも大好きで各地の店を巡っていました。そこで得たアイディアをもとに、次は『日本酒好きの秀治郎』ではなく『酒場好きのひでじろう』としての店を作りたいと考えるようになったんです」と直野氏。構想自体は3年前からあったといい、コロナが落ち着いてきたこのタイミングで三軒茶屋の同物件に巡り合う。「自身も10年以上は三軒茶屋に住んでいますし、ファンゴーも複数の店舗を出店していて色々と縁のある街。何より酒場カルチャーの強いところが業態にもマッチしてると考えました」と話す。

三軒茶屋駅から徒歩5分ほど、人通りの多い茶沢通り沿いの2階建てで営業する。どこか癒されるタッチの「ひでじろう」のイラストが目印だ

店舗データ

店名 居酒屋ひでじろう
住所 東京都世田谷区太子堂4-28-9

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アクセス 三軒茶屋駅から徒歩5分
営業時間 17:00〜23:00 (LO22:00)
定休日 日曜
坪数客数 30坪36席
客単価 4500~5000円
運営会社 株式会社HIDEJIRO
オープン日 2023年8月10日
関連リンク 酒 秀治郎(記事)
関連リンク 居酒屋ひでじろう(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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