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「鮨 恵比寿 幸凛」が開業。すし歴30年の職人とスパイスワークスがタッグを組む。「必ず大将が握る」アワビやフカヒレ含む高付加価値なすしコースを1万円で提供


伝統的な江戸前寿司をベースに、スパイスワークスらしい驚きを加えた品々を提供

コースは、前半つまみパートに6品、後半すしパートは9品を提供し1万円(+税)。つまみパートの目玉は、最初に提供される「名刺代わり」の「鮑酒蒸し肝添え」。薄くスライスした蒸鮑を幾重にも重ね、その下には、手毬寿司のように丸めた肝ソースを和えたシャリ。お客の目の前でぐつぐつと煮えた肝ソースをかけて仕上げ、動きのある品だ。他、先付や珍味、刺身、焼き物などはその時の旬の素材を使って季節ごとに変化。

つまみを楽しんだ後は、いよいよ木福氏がにぎるすしパート。提供するネタはやはり季節替わりとなるが、レギュラーで提供するスペシャリテは「ふかひれ」。中華のイメージが強いふかひれを、和のすしに落とし込んだ逸品。出汁で煮たふかひれを握り、煮汁にくず粉でとろみをつけた餡をかけている。定番のトロたく巻きも、「幸凛」ではひと味違う仕立て。従来は海苔で巻くところ、大胆にもトロで巻いている驚きある品だ。

江戸前寿司をベースに確かな技術を持つ木福氏に、アイディアマンであるスパイスワークス代表の下遠野氏の発想を加えて開発した品々は、他では見ない驚きも織り交ぜている。

「名刺代わり」の「鮑酒蒸し肝添え」。こだわったのはアワビの食感。かつお出汁と醤油、酒で3時間半煮込み、ほどよく歯ごたえを残し、さらに薄切りにして重ねることでその食感を楽しめる仕立て

スペシャリテ「ふかひれ」の握りは、器にもこだわり、海のような模様は海面からヒレが飛び出た姿をイメージしている

トロたく巻きは、なんとシャリをトロで巻いたもの。外側からトロの美味しさにかぶりつける。マグロは創業161年の仲卸「樋長」や、同じく伝統のある魚卸「山治」などから仕入れる

店舗データ

店名 鮨 恵比寿 幸凛
住所 東京都渋谷区東3-17-14クリスティエビスビル2F

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アクセス 恵比寿駅から徒歩4分
電話 03-6427-3423
営業時間 17:00~23:00(予約は17時から1時間きざみ、各回2時間制)
定休日 水曜、第1・第3 火曜
坪数客数 18坪15席(2カウンター6席、9席)
客単価 13000〜15000円
運営会社 株式会社幸凛
オープン日 2023年7月25日
関連リンク Makuakeプロジェクト
関連リンク 鮨 恵比寿 幸凛(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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