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奥渋谷に小料理屋「Arbre(アルブル)」がオープン!店主はフレンチ「La Paix」、人気居酒屋「LANTERNE」の出身。和に仏のエッセンスを加えた料理を揃え、カジュアルな空間で上質な料理が味わえる

4月15日、奥渋谷エリアに「Arbre(アルブル)」がオープンした。店主の佐藤幹樹氏は日本橋のフレンチレストラン「La Paix(ラペ)」やシェルシュ(東京都渋谷区、代表:丸山智博氏)が展開する「LANTERNE(ランタン)」などを経て独立。居心地のいい空間では、和食をベースに、フレンチのエッセンスを取り入れた料理や個性豊かな酒を提供。「しっかり食事」から2、3軒目利用まで、肩肘張らずに楽しめる小料理屋を目指す。


“ハレの日”に行くレストランよりも、普段使いできる店を開きたかった

フレンチ出身の料理人が、“小料理屋”を開業するケースは珍しいのではないだろうか。「Arbre」のオーナー・佐藤氏は、料理専門学校卒業後、かつて日本橋にあったフレンチレストラン「Au gout du jour merveille(オーグードゥジュール メルヴェイユ)」へ就職。2014年に同店のシェフ・松本一平氏が独立し、「La Paix」を開業するのを機に店を移り、約4年間に渡って腕を磨いた。その後、中目黒「Bistro Tatsumi」で働く傍ら、縁あって銀座の日本料理店「銀座うち山」で勉強をする機会があり、これを機に和食に興味を持ちはじめたという。「漠然と30歳前後で小さな店を持ちたいと考えてはいたのですが、どんな業態にするかは思い描けずにいました。和食もいいなと思ったときに、いわゆるレストランや懐石料理店のような高級店よりも、カジュアルな雰囲気のお店をやりたいと思ったことが『LANTERNE』へ入ったきっかけです。LANTERNEでは約4年間働き、マネージャーも務めました」。

独立にあたり、駅前の喧騒から離れた奥渋谷エリアで「すべてのお客に目が行き届き、1人でも回せる広さ」を条件に物件を探したという。ほどなくして渋谷駅から徒歩10分強、やや裏に入った場所に構える8坪の物件と出合い、目標通り31歳で独立を果たした。コンセプトは、肩肘張らずに過ごせる小料理屋。淡いグリーンに塗られた壁など和の趣も取り入れつつ、家具はヨーロッパのアンティークだったりと、シンプルながらセンスの良さが伺える。

渋谷と代々木八幡を結ぶ通りの、特徴的な三叉路の裏手に構える店舗

店内はカウンター6席、テーブル6席の計12席。写真左端に見える白い柱はかつてワインバーだった頃の名残

店舗データ

店名 Arbre(アルブル)
住所 東京都渋谷区神山町41-1 遠藤ビル 1F

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アクセス 代々木八幡駅から徒歩9分、渋谷駅から徒歩12分
電話 03-6822-6204
営業時間 18:00~24:00
定休日 水曜
坪数客数 8坪12席
客単価 6000~8000円
オープン日 2023年4月15日
関連リンク Arbre(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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