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豪徳寺に「山下さささ」がオープン!楽卒業生による笹塚「さささのさ」に続く2店舗目は“地鶏、おでん、焼酎”を三本柱に、すべてワンコインの本格焼酎30種類が自慢

4月28日、豪徳寺に「山下さささ」がオープンした。オーナーの片桐英二氏は楽コーポレーション(東京都世田谷区、代表取締役:宇野隆史氏) の出身で、2018年に開業した笹塚「さささのさ」に続く2店舗目。創業店が刺身や原始焼きなど魚介類がメインだが、新店舗ではおでんと宮崎地鶏が看板メニュー。ドリンクのウリは、30種類をそろえる本格焼酎ですべてワンコインで提供。両店ともに地域で愛される店づくりをするだけでなく、独立を志願する若手スタッフの育成や支援にも積極的に力を入れたいという。


高校生時代に来店した「汁べゑ」での楽しい思い出が飲食業界へ進むきっかけに

小田急線豪徳寺駅から徒歩1分、東急世田谷線山下駅なら徒歩30秒(!)。好立地ながら、個性的な店が軒を連ねる駅反対側とは一変して店が少なく、ちょうちんが一際目を引く「山下さささ」。

オーナーの片桐英二氏は、20歳の頃に楽コーポレーションが運営する渋谷「ビストロ 三十五段屋」への入店をきっかけに飲食業界へ。高校生時代、父親に連れられて行った、同社が運営する「汁べゑ 下北沢店」の記憶が色濃く残っており、「お酒はまだ飲めませんでしたが、誰が店長で誰がアルバイトだかわからないくらい、働いている人がみんなキラキラしていて、かっこよく見えました」と振り返る。入店当初はアルバイトスタッフとして働いていたが、想像していた以上に仕事が楽しかったことに加え、先輩社員らが続々と独立していく姿に憧れ、自ら正社員登用を希望した。その後、約9年間に渡って同社が運営するさまざまな業態で経験を積み、2018年には念願叶って地元・笹塚に創業店「さささのさ」を開業。旬の魚介類を炭火で焼き上げる「原始焼き」や「朝どれ新鮮のお刺身盛り合わせ」、多種多様な日本酒のラインナップを三本柱に掲げる同店は地元住民を中心に評判を呼び、15坪で月商550~600万円を売り上げる繁盛店に成長した。独立を目指し、社員登用を希望するスタッフが増えたことから2店舗目の開業に向け、約2年間かけて物件を探していたという。

若い頃から笹塚・下北沢エリアになじみがあり、独立するなら笹塚でと決めていたという片桐氏だが、同じエリアでお客を取り合うよりは、新しい場所でファンを増やしたいと豪徳寺へ出店。「ここはご縁があって紹介された物件ですが、僕自身も新しい場所で、新しいことに挑戦してみたいという思いもありました」。

店内はお客とスタッフがコミュニケーションを楽しめるよう、ほとんどフラットに設えたカウンター席を中心にテーブル席も用意。天井が高かったことから中二階を設置した。壁面には焼酎のボトルがずらりと並び、眺めながら選ぶのも楽しい。

駅チカ物件ながら、住宅街側にあることから周辺は静か。地元密着型の店として地域住民から親しまれそうだ

内装は片桐氏が自らデザイン。カウンターの中心にはもちろん、おでん鍋が

店舗データ

店名 山下さささ
住所 東京都世田谷区宮坂2-26-4豪徳寺コーポラス1F

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アクセス 豪徳寺駅から徒歩1分
電話 03-5799-7568
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 約10坪24席
客単価 4000円
オープン日 2023年4月28日
関連リンク 山下さささ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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