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表参道、関内で「O’denbar うまみ」を展開するWASが、代官山に3店舗目を出店。海外進出も視野に入れた圧巻のブランディングで、勢いはさらに加速する!

2022年9月1日、「O'denbar うまみ 代官山」が開業した。運営するWAS(東京都港区)は、グロブリッジ出身の宇野優司氏が2021年2月に横浜市で1号店となる「O'denbar うまみや 関内」をオープンし、創業。同年10月には2号店となる「O'denbar うまみ 表参道」を出店し、今回は3店舗目だ。海外展開も見据えた和食業態でありながら、職人を必要としないおでんを商材に選び、FC展開や海外進出も睨む。


企業家輩出の理念に感銘を受け、新卒でグロブリッジに入社。海外勤務も経験

まるでリゾートホテルの如き個性的なマンションの1階に、「おでん」ののぼり。誘われるように「O’denbar うまみ 代官山」へ足を踏み入れると、出汁の芳香が鼻腔を抜ける。「国産天然の昆布と鰹節で、毎朝引いています。大真面目に、うま味成分の分析なんかもしているんですよ」と、オーナーの宇野優司氏。大学時代に栄養学を専攻して得た知識を商品力の向上に活かしている。

宇野氏は2014年、グロブリッジ(東京都港区、代表取締役社長:大塚 誠氏)に新卒入社。当時から独立をビジョンとして描いていた宇野氏は、世界一の企業を目指し、企業家の輩出を後押しする大塚氏の想いに感銘を受けた。入社後は横浜市の関内で居酒屋店長を1年間経験。その後、横浜のバルで2年間勤務したのち、オーストラリアの店舗へ異動。当時、オーストラリアには3つの直営店舗があったが、宇野氏はわずか1年の滞在の中で統括マネージャーまで勤めることとなった。「オーストラリアの人たちは朗らかで前向きな人たちが多く、最高でした」と、宇野氏。日本へ帰国してからはグロブリッジにて、オーストラリアでブレイクした日本食カレーを日本のマーケットへ打ち出す事業に取り組んだ。居酒屋の昼の時間帯など、営業していない時間も物件を有効活用すべきと「間借り」として営業できるカレーのブランドを飲食店に対し提案。宇野氏は「今でこそ間借り営業はメジャーになりましたが、当時2018年頃、こういったビジネスモデルを行う飲食企業はほとんどありませんでした。そういった大塚社長の視点もすごく勉強になりましたね」と、振り返る。そして2019年、宇野氏は約5年勤めたグロブリッジを退職した。

代官山駅から徒歩約3分。個性的な店舗がひしめき合う代官山エスペランサ通りで、ひと際「おでん」の文字が存在感を発している

店舗データ

店名 O'denbar うまみ 代官山
住所 東京都渋谷区代官山町13-8キャッスルマンション代官山104

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アクセス 東急東横線代官山駅より徒歩3分
JR山手線恵比寿駅より徒歩8分
JR山手線渋谷駅より徒歩10分
電話 03-6416-9209
営業時間 ランチ 12:00~15:00 、ディナー 17:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 約8.2坪 12席 
客単価 3500円
運営会社 株式会社WAS
オープン日 2022年9月1日
関連リンク O'denbar うまみ 代官山(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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