「下北沢 焼とりダービー」がオープン。1号店の豪徳寺店から単価を上げたコースを基本に、上質な料理とおもてなしで、大人が寛げる空間に

希少な「長崎対馬地どり」と、様々な酒とのペアリングが楽しめる

料理は、椀物や先付、箸休めなど、串以外の一品料理が６品提供される「本日のおまかせコース」（2400円）が席料代わりに必須オーダーとなり、それにプラスして、串（1本400円～）をアラカルトでオーダーするスタイルが基本で、ほか「料理6品＋串5～10本」（4500～6500円）のコースも展開。

串に使用する「長崎対馬地どり」は軍鶏の地を引き継ぐ在来種で、都内ではほとんどお目にかかることがない希少な鶏肉。適度な歯ごたえ、豊かな旨みを持つ。「カシワ」や「ねぎま」、「抱き身（胸）」、「ソリレス」など全17種に加え、「季節の野菜」（350円～）や変わり種として「レタス巻」（440円）、「蝦夷鹿ロース」（650円）なども用意する。〆も充実しており、上京してから出会った三鷹「ラーメン 健やか」の自家製麺を使っているという「下北まぜそば」（600円）、「鶏そば」（680円）は必食だ。

好みのお酒と合わせて自由に楽しんでほしいとの思いから、ドリンクはビール（680円～）をはじめ、ハイボール（700円～）や、チューハイ（700円～）、焼酎各種（90ml700円～）、日本酒（140ml880円～）、ワインはグラス（950円～）、ボトル（6000円～）と幅広く揃えた。「とにかく安く、たくさん飲みたい」若者ではなく、「上質な酒と料理を楽しみたい」客層をターゲットとしているため、角ハイなどの原価の安いドリンクほど利幅を大きく、日本酒やワインなど比較的高価な酒ほど、原価に対してお得に設定している点も特徴的だ。

串メニューより「ソリレス」（500円）。塩みがまろやかだというフランス・ゲランドの塩でシンプルに肉の旨みを味わう

たっぷりの薬味や卵黄と一緒にいただく「下北まぜそば」。コラボしている「ラーメン 健やか」は激戦区・三鷹でも高い人気を誇る。串や一品料理を食べた後でも楽しめるよう、〆メニューのポーションは抑えている

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