蔵前に「NOMURA SHOTEN」がオープン！フリーランスバーテンダーとして活躍したオーナーが構える初の実店舗は、人とお酒をつなぎ、家飲みのアップデートを提案する“タチノミ・リカーショップ”

蒸留酒を中心に、個性的な酒とツマミがラインナップ

家飲みのアップデートを図ると同時に、「初めてのバー」としても使ってもらうことも狙いだという野村氏。「行ったことがない人にとって、バーはちょっと緊張する場所ですよね。ここでまずいろんなお酒を知って、自分が好きなお酒を見つけられたら、別のバーに行ったときに『ラムで何か一杯作っていただけますか』と言うことができる。そうすればバーテンダーがお好みに合わせて次の提案をして…と自然と会話が生まれて、楽しめると思うんです」。

アルコール類はラムやジン、ウィスキー、焼酎など100種類以上が揃うという蒸留酒をメインに、クラフトビール（500円～）やナチュラルワイン（1000円～）なども揃える。蒸留酒はショット500円～で、飲み方はストレートのほか、ソーダ割（＋100円）、トニック割（＋150円）も選べる。「自分が飲みたいなと思ったもの、実際に飲んでおいしいと思ったお酒を集めています。本当は日本酒も置きたいんですが、まだまだ僕自身が勉強不足で。若い造り手の方たちも増えているので、発掘していきたいですね」と野村氏。

フードはホテルK5内のレストラン「caveman」のヘッドシェフ熊取谷准氏が監修。メニューには「しめ鯖リエット　トルティーヤチップス」（800円）や「ハツとチンゲン菜の炒め物」（1000円）、野村氏のお母さんの味「母のドライカレー」（1000円）など、酒が進むツマミが並ぶ。ワンハンドで食べられるものをと考案したバオ（850円）は、不定期で中に挟む具材を変えるという。

角打ちスタイルながらキッチン設備は充実しており、料理人や酒蔵などと組んでイベントも開催する予定だ。

野村氏が好きだというラムをはじめ、マニアックともいえる蒸留酒がラインナップ

台湾のソウルフード「バオ」やスリランカカレーをベースにした「母のドライカレー」など多国籍なメニューが楽しめる

店舗データ