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「ミカン下北」に「タイ屋台999(カオカオカオ)下北沢店」がオープン。デザインリニューアルが功を奏し、坪月商90万円を達成!創業から6年、「999」の第二フェーズへ…

3月20日、下北沢駅前に開業した「ミカン下北」内の「タイ屋台999」が絶好調だ。17坪の店内で5月、6月の月商はおよそ1550万円、同施設内でもトップクラスの売上を誇る。運営はカオカオカオ(東京都中野区、代表取締役:新井勇佑氏)、タイ料理屋台と大衆居酒屋を掛け合わせた「タイ屋台999」は同店を含め6店舗を展開。今回の出店に際しては、自社分析やビジョンの見直しを実施。同業態の最大の強みとして、料理、空間、エンターテイメントのすべてが現地そのものである「Made In Thailand 100%」を生かすべく、店舗設計やグラフィックデザインを一新、新生「999」としてオープンした。「ここからが第二フェーズ」と話す代表の新井氏。今回の出店の経緯から、その強さの秘密や今後の展望に迫る。


「タイ屋台999」が出店の際に大切にする“4つのポイント”とは?

下北沢に商業施設「ミカン下北」がオープンして約3か月。駅改札を出てすぐの好立地も手伝い、連日賑わいを見せる。その中でもひと際強い集客力を見せるのが「タイ屋台999下北沢店」だ。心理学の研究者だった新井勇佑氏が飲食業へ転身し、2014年、中野に1号店を出店し創業(現在は閉店)。現在、都内では新橋、新宿、日比谷、二子玉川と、大阪の梅田に店舗を展開する。

「ミカン下北」への出店の経緯について、新井氏はこう話す。「出店戦略を考えるにあたり、タイ料理と相性のよい街として、新宿、渋谷、高円寺、吉祥寺、下北沢などがあると考えています。さらに、その中でも僕らが考える出店したい“タイ料理と相性のよい4つのポイント”を満たすかどうかで出店を決めていました」と新井氏。“4つのポイント”とは、「買い回り行動の中にある」、「横丁」、「ナイト系繁華街の近く」、「深夜利用ニーズある」。「例えば日比谷、二子玉川は周辺でショッピングを楽しんだあとに立ち寄るお客様が多く、『買い回り行動の中』。新宿は『ナイト系繁華街の近く』、大阪・梅田は『深夜利用ニーズがある』ですね。今回の下北沢は、古着や雑貨などショップが多い街で、買い回りの中にあり、かつ、『ミカン下北』という横丁であるという2つの条件を満たすことから、出店を決めました」。

多国籍な酒場が立ち並ぶ「ミカン下北」。外観でもタイさながらの屋台の雰囲気を表現している

店舗データ

店名 タイ屋台999(カオカオカオ) 下北沢店
住所 東京都世田谷区北沢2-11-15 ミカン下北 A-207

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アクセス 下北沢駅から徒歩1分
電話 03-6450-7399
営業時間 11:30~23:30(フードLO22:30、ドリンクLO23:00)
定休日 無休
坪数客数 17坪44席
客単価 ランチ1200円、ディナー2700円
運営会社 株式会社カオカオカオ
オープン日 2022年3月30日
関連リンク タイ屋台999二子玉川ライズSC店(記事)
関連リンク タイ屋台999下北沢店(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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