新井薬師前に進化系焼きそば専門店「YAKISOBA & GROCERIES 一服」がオープン。日本酒バルの先駆け「青二才」による、食物販事業の工場を併設した実験的店舗

工場設立はスタッフの労働環境の整備も狙い。まずは食物販の商品拡充が目標！

工場を生かし、今後はつながりのある他の飲食店とのコラボ商品の開発や、小ロットの製造委託も取り組みたい考え。同時に、工場での製造業務が発生することにより、昼の時間帯に働きたいスタッフの希望に答えられる労働環境の整備も狙いのひとつだ。「当社は長く働いてくれるスタッフは多いのですが、今後、子育てをするスタッフや、年を取って深夜営業は体力的に辛いスタッフも出てくるはず。実際に、工房を作ったことをSNSで発信したところ、青二才のことは好きだけど深夜営業が厳しいと退職したスタッフが『昼シフトで働きたい』と戻ってくることになりました」と話す。

「この店では焼きそばや工場など、やりたいことを詰め込み過ぎてしまいましたが、まずはレトルトのラインナップを充実させ、食物販事業を軌道に乗せることが目下の目標。焼きそばは手間もかかるしそこまで利益の大きい商品ではないのですが、『進化系焼きそば』の打ち出し方が功を奏して注目されているので、店に来るきっかけとして楽しんでもらえたら」と小椋氏は話す。

写真中央が代表の小椋道太氏、左が西岡蓮太郎氏、右が佐々木晋氏

（取材＝大関　まなみ）

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