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新井薬師前に進化系焼きそば専門店「YAKISOBA & GROCERIES 一服」がオープン。日本酒バルの先駆け「青二才」による、食物販事業の工場を併設した実験的店舗

4月1日、中野駅と新井薬師前駅の中間、薬師あいロードに「YAKISOBA & GROCERIES 一服」がオープンした。日本酒バル「青二才」を展開する青二才(東京都杉並区、代表:小椋道太氏)の新店舗だ。今回は同社が取り組む食物販事業の商品を製造する工場をメインに、そこに飲食店を併設するかたちだ。イートインでは「進化系焼きそば」を標榜する「神焼きそば」が看板。ランチとして提供するほか、ディナーでは加えて日本酒カクテルやつまみを用意。工場部分ではレトルトや瓶詰の食品、スイーツなどの製造を担う。同社では飲食店運営に加えて物販にも取り組み、昼の時間帯に働きたいスタッフの希望にも叶う柔軟な労働環境を整備したい狙い。そのための実験的店舗の位置づけだ。


コロナ禍を機に飲食店運営のみの展開から脱却、実験的店舗として稼働開始

中野駅北口から新井薬師前方面に進み、早稲田通りを超えた先にのびる商店街、薬師あいロード。その通りに登場した「YAKISOBA & GROCERIES 一服」。1月末から試験的にプレ営業を行っていたが、4月1日、正式オープンを果たした。カウンター6席の店内は、ランチは焼きそば専門店、ディナーは日本酒バルが表向きの顔であるが、奥には物販事業の商品などを製造する工場が広がる。店内に設置された棚にはそこで作られたレトルトや瓶詰めの食品、スイーツを並べて販売。2007年に創業し、日本酒バルの先駆けとして知られる青二才の実験的店舗の位置づけだ。

現在、同社では中野で「青二才」「青二才はなれ」「三才」と、阿佐ヶ谷で会員制の「青二才 阿佐ヶ谷」を運営する。コロナ禍を機に、飲食店運営のみの事業展開からの脱却を図り、プライベートブランドの日本酒の販売事業「WAX&WANE」や、別会社アーケードトーキョーを立ち上げて食物販の事業にも参入した。

「もともと倉庫になる場所を探していて、ここを紹介されました。家賃の手頃さが魅力でしたが、人通りの多い生活路に面しており、ただの倉庫にしておくのはもったいない!とイートイン機能も付けることにしました」と代表の小椋氏。

中野駅と新井薬師前駅の中間、薬師あいロードに立地。前面ガラス張りの開放的な造りだ

店内手前ゾーンは飲食&物販。席はカウンターが6席に、立ち飲み席も。空間デザインはスタイリッシュながらもシンプルにまとめている

奥の9坪は工場として稼働。ガラス張りで製造の様子がよく見える造り

店舗データ

店名 YAKISOBA & GROCERIES 一服
住所 東京都中野区新井1-15-12 1F

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アクセス 新井薬師前駅から徒歩5分、中野駅から徒歩10分
電話 03-6454-0866
営業時間 ランチ11:30~14:00、ディナー17:00~21:00(フードLO20:00、ドリンクLO20:30)、物販11:30~21:00
定休日 無休
坪数客数 20坪(うち工場9坪)6席+立ち飲み、ベンチ
客単価 ランチ920円、ディナー3000円
運営会社 株式会社青二才
オープン日 2022年4月1日
関連リンク 三才(記事)
関連リンク 青二才 はなれ(記事)
関連リンク YAKISOBA & GROCERIES 一服(Instagram)
関連ページ 青二才(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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