「鳥幸」「ぬる燗 佐藤」の東京レストランツファクトリーが銀座に高級焼鳥割烹「焼鳥 月や」を開業。日本料理の名店で腕を磨いた職人を迎え、高級路線の焼鳥と日本料理との融合を目指す

作り手の真摯な姿勢を忘れず、世界的に認められる店に成長させていきたい

東京レストランツファクトリーとして初の試みとなる、名物大将を据えた「個人店スタイル」の新業態。あえてリリースは打たずひっそりとオープン。レセプションには合計130名が訪れたという。

加藤氏は「料理には作り手の姿勢が如実に表れます。私はただ目の前の仕事に真摯に向き合い、伊達鶏の魅力や日本料理の奥深さを多くのお客様に伝えていきたい。また来たいと思ってもらえる店づくりを続けることが、私を引き上げてくれた渡邉社長への恩返しにもなると考えています。その道の先にミシュランの星が見えれば嬉しいですね」と今後の展望を語ってくれた。

193㎝と高身長の加藤丈法料理長。趣味は長年続けているサーフィンで、出勤前に波と向き合うと気持ちが整うのだという。サーフィンを通しての出会いも多く、同業・異業種問わず人脈も幅広い

（取材＝田窪 綾）

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